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競技報告
【プレッシャーに打ち勝つことが出来なかった柏原と鈴木】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
柏原明日架
柏原明日架(日章学園高校1年)と鈴木愛(倉吉北高校2年)は、ともに初の日本代表でチーム戦の優勝争いを経験した。日の丸を背負う重圧、国際競技で優勝争いの渦中にいるプレッシャー、チーム戦への責任感…その全てに打ち勝つことは出来なかった。

昨日のラウンドで日本チーム唯一人のアンダーパーをマークした柏原。そのままの勢いを続けたいところだったが、5番ホールでティーショットを左、「ボギーでおさめたかった」というアプローチも寄せきれずとミスが連鎖してダブルボギーを叩き、出鼻を挫かれてしまった。5番で4メートルを沈めてバーディを奪ったものの、7番から連続ボギー。9番で取り返して前半を2オーバーパーで終え
鈴木愛
ると、後半もボギーが先行する苦しい展開。17番では、「上がり3ホールはいつもより慎重にプレーしたのに」2メートルのパーパットを外してボギーを叩くなど、3バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの4オーバーパー76でホールアウト。

「5番のダブルボギーが痛かった。ボギーの数も多くて、バーディが3つでは…」と、茫然自失。「初めての国際競技で…全てが初めての経験で。勝てたら本当に嬉しかったと思うけど…初めての派遣で悔しい思いをして課題もたくさん見つかった」と気丈に話す柏原。「今からやらなければいけないことが見えてきました。この経験を次につなげないと」と必死に前を向く。


一方の鈴木も第1ラウンドで得意のショートゲームでチームトップのスコアをマークしてチームに貢献してみせ、潜在能力の高さを示してくれた。しかし、優勝のかかった最終ラウンドは、「昨日まではプレーを楽しめたけれど、今日は本当に苦しいラウンドでマイナス思考になってしまった」という。「アイアンショットが悪かった」鈴木は、3番でボギーが先行すると、4番(パー3)でティーショットを左バンカーに打ち込む。左足下がりの縁からの2打目は、グリーン方向を狙えず、バンカー内に出すトラブルでダブルボギーを叩いてしまった。6番ではこの日唯一のバーディを決めるも、後半に入ると、得意のショートゲームに狂いが生じ、アプローチを寄せきれず2メートル前後のパーパットをことごとく外してしまい、5ボギー。結局、1バーディ・7ボギー・1ダブルボギーの80を叩いてしまった。「チーム戦の1打1打の大切さを実感しました。チームのための1打。戦略。普段の自分のプレーとは違い、勉強になった」と3日間を振り返った鈴木。

初の日本代表として臨んだ本選手権で、優勝を争うという貴重な経験を積んだ柏原と鈴木。この経験を生かすことが出来るチャンスを再び得られるかどうかは、2人のこれからにかかっている。

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