2022年度(第32回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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    今年のシニアツアーの特長は、新戦力と復活組の活躍である。 ファンケルクラシックまでの5戦を振り返ってみると、すべて優勝者には別の名前が並んでいる。開幕戦の塚田好宜に始まってファンケルクラシックの鈴木亨まで今シーズン複数回優勝者はいない。戦いは厳しく、激戦区になっている。 日本シニアオープンで栄冠を掴むのは誰であろうか。

最大の敵はケガ、故障。
シニア選手は、それを一番恐れる

 開幕戦の金秀シニアは塚田好宜が、シニアツアー3年目にして初優勝を果たした。勝利を挙げるまでに時間を要したように思われそうだが、実は、スウィングを崩していた。その原因になっていたのが腰痛発症で、回復に時間がかかったためだった。昨年、同じ齢で仲の良い篠崎紀夫に紹介され千葉県にある整形外科で理学療法士、トレーナーの診断を受けたところ「からだの歪みから歩行姿勢が悪くなり、腰に負担がかかっている」と言われた。
スウィングが崩れ、より腰への負担を大きくしていたことで痛みが出るようになったというのだ。およそ1年がかりで矯正したことで本来のスウィングを取り戻したことが、シニアツアー初優勝につながった。闘争心も取り戻し、「もう一度世界に飛び出して行って戦いたい」という思いを強くした。全米シニアオープンにも予選会から挑戦して出場権を掴み取っていた。
  「この齢になると、ケガ、故障が一番怖い。ゴルフが台無しになるからね。これは、自分ばかりでなくシニアの選手ならだれもが考えていることだと思う。故障を抱えていない選手に対しては、それだけで敬意を抱いてしまうよね」
 
 

復活の喜びと蘇る闘争心

  第3戦のすまいーだカップで5年ぶりのシニアツアー7勝目を挙げた62歳の真板潔も故障からの回復組だ。優勝から遠ざかっていた4年間は両膝を痛めてまともなスウィングができず、思い切って手術を受け、そこからリハビリ生活を続けていた。ロードバイクを購入し週に3回、長い時は50キロの走行をこなしたという。「おかげで、スウィングを取り戻せたし、うれしかったのは、グリーンでしゃがんでラインを読めるようになったことだね」シニアツアーで60歳台選手の最多優勝は室田淳の7勝。「はるか先に霞んでいるけど、少しでも近づきたいね」。一旦はシードを失ったものの、最終予選会17位で今シーズンのシニアツアー出場権を手に入れ、その上日本シニアオープンにまで駒を進めてきた。
真板 潔
 

優勝の行方

  第2戦のノジマチャンピオンカップでは兼本貴司、第4戦のスターツシニアでは藤田寛之が、それぞれシニアツアー初優勝を挙げた。兼本は師匠と仰ぐ中嶋常幸から「シニアにはそれなりのゴルフの切り替えが必要」と教えられ、無理な攻めを自分の中から排除していったという。自分を楽にすることで壁を乗り越えた。
  藤田は、クラブを見直した。自分の年齢、体力に合わせてのベストパフォーマンスを求め、ドライバーのシャフトを軽く、長いものに装着し直して復調した結果であったという。日本シニアオープンでの戦いには、もちろん、この新しいスペックのドライバーで臨む。
  第5戦のファンケルクラシックでは、鈴木亨が完全優勝でシニア通算6勝目を挙げた。鈴木もまた、右腕の痛み、しびれ症状を抱えながらのプレーであった。シニア選手には、それぞれに自分のドラマがある。連覇を狙う手嶋多一、復活優勝を狙うプラヤド・マークセン、古豪・室田淳、そしてデビューイヤーを戦う宮本勝昌、久保谷健一、横尾要、横田真一らの新戦力―。果たして彼らは、日本シニアオープンという大舞台ではどんなドラマを紡ぎだしてくれるのだろうか。
兼本 貴司、藤田 寛之、鈴木 亨
 
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