2023年度(第88回)日本オープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【大会3勝目を狙う稲森祐貴は1打差の3位グループで絶好の位置】
第2日 競技報告:塩原義雄    写真:Y.Watanabe / S.Osawa
ドライバーを振り抜いたらチラッと打球に目をやって、すぐにティーを拾う。打球の落下地点を確認するまでもなく、約束されたようにボールはフェアウェイをとらえている。稲森佑貴のスタイルである。フェアウェイキープ率は79・740%で今シーズンもいまや定位置と言えるトップの座についている。ラフが深く、ティーショットを曲げるとパワーを誇る選手でも苦戦させられる難コース。稲森の第2ラウンド、フェアウェイを外したのは2ホールだけだった。

「自分は爆発力のある選手ではないので、フェアウェイキープはゴルフを組み立てていく上で絶対条件だし、スコアメイクの生命線になります」グリーンを外しても、すぐ横にボールがある
。寄せて1パットのパーセーブは、稲森にとって容易いことに思える。そして、目の色を変えることもなく、淡々とホールを重ねていく。

最も楽にゴルフをしている選手。そんな印象を受ける。バーディも2番(パー5)と14番(パー3)の2ホール。「全部パーでもいいと思ってプレーしている。そうはいっても、ボギーを覚悟しなければならないホールもあれば、状況もあるから、出来る限り出入りの少ないゴルフというのが、自分のペースでしょうね」。

そう、今大会も、稲森ペースで試合の流れができている。

ホールアウト後、報道陣のインタビュー前に、「日没が近づいているので、先に練習場へ行かせていただきます」と断りをいれて、ドライビングレンジに足を運んだ。実はフェアウェイをはずしてバンカーに打ち込んだ2度のショットが気がかりだったというのだ。ほんのちょっとしたことなのだろうが、それでも確認せずにはいられなかったのだ。自分のゴルフに綻びがでることを許さないかたくなな姿勢が、うかがえた。

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