Championship Reports競技報告
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写真:Y.Kawatani
2024年度(第29回)日本ジュニアゴルフ選手権男子 12〜14歳の部は15日、埼玉県入間市の武蔵カントリークラブ豊岡コース(6,811ヤード・パー72)を舞台に、60名の選手が参加し、第2ラウンドが行われ、首位と2打差の3位でスタートした長崎大星(日章学園中学3年)が通算13アンダーパーで逆転初優勝を飾った。
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台風7号の関東地方への接近による天候の悪化を考慮し、本選手権は3日間54ホール・ストロークプレーから2日間36ホール・ストロークプレーに短縮。熱い夏の短期決戦となった。長崎は、この日ボギーフリーの65でホールアウトして逆転での初優勝に、「先週の全中(全国中学校ゴルフ選手権)で1打差の2位だったので、その悔しさを晴らすことができて嬉しいです」と歓喜。「(高校に進学しても)この舞台に戻って来られるようにこれからも努力したい」と明るく語った。
5打差の2位は、通算8アンダーパーの石口寛樹(御所市立大正中学3年)。「1位がスコアをここまで伸ばすとは思いませんでした。悔しいですね」と振り返った。
第1ラウンドを終えて首位だった林田遼太(熊谷市立妻沼西中学3年)は、思うようにスコアを伸ばせず通算6アンダーパーで3位に。「大星(長崎)と回ってパターの違いとか、ティーショットの精度とか色々学んだのでこれから活かしていきたいです」と、前向きなコメントを残して会場を後にした。
なお、本選手権は2025年度から公益財団日本ゴルフ協会と一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟の共催となり、本選手権創設からの通算回数となる第69回大会として2025年8月20日から22日の3日間、東京ゴルフ倶楽部での開催が決定している。
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