Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告
報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe
飛距離が自慢の佐藤涼音(ルネサンス大阪高校1年)が持ち味を存分に発揮した。
いわゆる裏街道の10番ホールからのスタートで、前半を6バーディ・1ボギーの5アンダーパーで折り返す。後半に入っても3番、5番、6番ホールとバーディを重ねトップを猛追。迎えた7番ホールで痛恨のボギーを叩くが、それも想定内と言わんばかりに8番ホールでバウンスバック。この日のベストスコアとなる8アンダーパーの65をマークして2位タイで3日間の競技を終えた。」
「スタートホールでベタピンのバーディで、次のホールで16メートルのバーディパットが決まって、それで『きた!』と思いました」。
1日目、2日目と比べて3日目の朝は少し薄曇りのような空模様で、気温的には高かったものの、早い時間のスタートで逆に伸ばすチャンスがあると踏んでいた。
その思惑度通りにスコアを伸ばせたように見えるが、佐藤本人はまだまだ獲れたホールがあったと不満足の表情を見せていた。
ただ、伸ばすしかない状況の中でしっかり自分の持ち味を発揮できるあたりは大物の雰囲気が漂う。今年の11月からはタイへゴルフ留学の予定とのこと。攻めのゴルフがどれだけ磨かれるのか、今後の佐藤の成長から目が離せない。
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