Championship Reports競技報告
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2025年度(第66回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は17日、滋賀県東近江市の名神八日市カントリー倶楽部(6,462ヤード・パー72)で139名が出場して開幕する。競技は4日間72ホール・ストロークプレーで行われる。
開催コースの名神八日市カントリー倶楽部は、1965年に相馬正胤氏の設計により開場した歴史あるゴルフ場。過去には、1971年に日本女子アマチュアゴルフ選手権、1974年と1992年には日本女子オープンゴルフ選手権が開催された他、日本プロゴルフ選手権や日本女子プロゴルフ選手権など複数の日本タイトルの開催実績もあり、関西地区を代表するコースとして知られている。
大会には、昨年優勝の鳥居さくら、日本アマチュアゴルフランキング1位の新地真美夏、同2位の岩永杏奈らが出場し、女子アマチュアゴルファー日本一の座を競う。
連覇がかかる鳥居だが、昨年の本選手権優勝後は、それまで持っていた“当たって砕けろ”の気持ちが薄れ、無難なゴルフになり思い切ったゴルフができていなかったと反省を口にしていた。それでも今回は「思い切ったゴルフをしたい!」と連覇へ向けて力強く話す。日本女子アマチャンピオンとなり、JGAナショナルチーム入りした鳥居は、今年1年多くのことを学んできた。「学んだことを活かしてやるべきことをやるだけ」と本人が話すように、それが出来れば自ずと結果はついてくるはずだ。
日本アマチュアゴルフランキング1位の新地は、これまでの本選手権で2022年が5位、2023年が8位タイ、そして昨年は2位。3年連続トップ10入りと好成績を残している。当然、今年の本選手権への思いは強い。「初めて出場した時は予選落ちでしたけど、毎年少しずつ成長していると思うので今年は優勝して終わりたいですね。」現在高校3年生の新地にとって高校最後の本選手権。今年こその強い気持ちで日本女子アマ初優勝を目指す。
今週は4日間猛暑予報が出ており、暑さとの戦いを制することができるかが鍵になる。
今年のアマチュアゴルファー日本一を制するのはだれか注目だ。
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