Championship Reports競技報告

沖縄出身の吉﨑マーナが首位と1打差3位タイと好スタート

写真:Y.Watanabe / Y.Kawatani

本選手権3年連続出場の吉﨑マーナ。2023年大会は26位タイ、昨年は16位タイと一歩ずつ日本女子アマチュアゴルファー日本一の座に近づいてきた。今大会は九州女子ゴルフ選手権5位の成績で出場を決めた吉﨑。この日のプレーは気負いもなく首位と1打差3位タイと好位置でプレーを終えて3度目の挑戦でタイトル獲得に絶好のスタートを切った。

1番ホールからティーオフした吉﨑は、パー5のスタートホールで71ヤードのサードショットをウェッジで1メートルにつけバーディ発進。続く2番でもスコアを伸ばすと、6番(パー3)では3番ウッドのティーショットをピン右7メートルに乗せて見事にバーディを奪取。8番でもバーディを決めて前半で4バーディを奪ってみせた。「最近、ショットはまとまっていたけれど、パッティングを決めきれずにスコアを出せないゴルフでしたが、今日の前半は気持ちよく打てました」と、会心のプレーでこのまま一気に後半も好スコアが期待された。

しかし、10番ホールからは一転、30度を超える暑さも影響したのか「アライメントが少し乱れた」と、なかなかスコアを伸ばせないもどかしい展開に14番でボギーが選考してしまった。それでもそれ以外はパーを積み重ねて、この日4バーディ・1ボギーの69でホールアウトした。

本選手権の出場は今大会が最後になるかもしれない吉﨑。「思ったよりもプロテストの季節が早く近づいていると感じますが、眼の前の試合に集中して調子を上げていきたい。最後の日本女子アマになると思うので、後悔のないようにプレーしたい」と、日本タイトルの獲得とその先のステージへの意気込みを語る。

大願成就に向けて克服しなければいけないのは、この季節での30度超えの気温。沖縄出身の吉﨑にとっても厳しいもので、練習ラウンドを終えたあとは、少し体調に異変を感じたという。「沖縄とは違って、湿気が多い暑さ。氷嚢とか傘で対策をしていますが、昨夜はあまり入らない水風呂にも浸かって体から熱を出して。疲労感もだいぶ和らいでいます」と、対策にも余念がない。

厳しいコンディションの中、日本女子アマチュアゴルファー日本一の座を目指す吉﨑の早くて暑い夏の闘いは、あと3日続いていく。

?evid=11647526909692136421

競技メニュー

  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • もっと知りたい、ゴルフのこと GOLFPEDIA
  • CLEAN SPORT Athlete Site クリーンスポーツ・アスリートサイト JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • その道のりに、賞賛を STOP誹謗中傷