日本女子アマチュアゴルフ選手権が閉幕。中澤瑠来が通算-8で混戦を制し本選手権初優勝を飾る

2025年度（第66回）日本女子アマチュアゴルフ選手権は6月20日、滋賀県東近江市の名神八日市カントリー倶楽部で最終ラウンドを行った。気温30度を超える熱暑の中で行われた日本一の女子アマチュアゴルファーの座を巡る争いは通算8アンダーパーで中澤瑠来が初優勝を飾り閉幕した。

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第3ラウンドを終えて首位から4打差に17名がひしめく大混戦となった今大会。前半にスコアを伸ばしたのは、1打差4位タイでスタートした櫻井梨央。1番からの連続バーディなど4バーディ・1ボギーの33で前半を終えた櫻井は、首位タイでティーオフした中澤瑠来、手塚彩馨、さらに前半3バーディを奪って順位を上げてきた岩永杏奈に1打リードして後半に入る。このまま逃げ切りたい櫻井だったが、後半は1バーディ・2ボギーと失速。優勝争いは、前半を1アンダーパーで終えた中澤と昨年の日本女子オープンローアマチュアに続くタイトル獲得を狙う岩永の一騎打ちとなる。

先にプレーする岩永が16番に続き、最終ホールをバーディで締めてこの日7バーディ・2ボギーの67でホールアウト。通算7アンダーパーとして、最終組でプレーする中澤のプレーを待つ。一方の中澤は、15番に続いて16番のバーディで岩永と1打差で単独首位に立つと残り2ホールをパーで凌ぎ、通算8アンダーパーでホールアウト。中澤が悲願の初優勝を飾った。岩永は1打差の2位、櫻井は通算5アンダーパーで3位入賞。JGAナショナルチームメンバーの長澤愛羅は通算4アンダーパーで吉﨑マーナとともに4位タイ、大会連覇を狙った鳥居さくらは、3ボギーを喫してスコアを落とし通算1オーバーパー、13位タイで本選手権を終えた。

2026年度（第67回）日本女子アマチュアゴルフ選手権は2026年6月16日から19日の4日間、北海道苫小牧市の北海道ブルックスカントリークラブでの開催が決定している。