Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告
写真:Y.Watanabe
2025年度(第109回)日本アマチュアゴルフ選手権の第1ラウンドが定刻7時から、快晴の下、第1組がティーオフ。4日間にわたる男子アマチュアゴルファー日本一の座を争う戦いがスタートした。
今大会の舞台となるのは横浜カントリークラブ・西コース(6,824ヤード・パー70)で、144名の選手たちが出場。競技は4日間72ホール・ストロークプレーで争われる。
注目のディフェンディングチャンピオンの松山茉生(グリーンヒル瑞浪GC)は、今年の関東アマチュアゴルフ選手権を制した清水蔵之介(日本大学)と2023年日本ジュニアゴルフ選手権男子12~14歳の部準優勝の実績を持つ小川琥太郎(大阪学院大高)と同組で、7時40分に1番ホールをスタート。
その松山は昨日の練習ラウンドで長﨑大星(勇志学園高校)と同組でプレー。「4月から色んな試合で、嫌になるほど(長崎と)回っていますけど、知識が豊富なので、話を聞かせてもらったりしてお互い切磋琢磨していると思います。」とリラックスした表情で、本選手権で1番のライバルと最後の調整を行った。
昨年の優勝から注目度が上がり、9月以降下部ツアー1試合を含む7試合の国内ツアーに出場。ナショナルチームにも加入し、たくさんの経験を積んで本選手権に臨むが、その中でも1番成長したのは「メンタル面」だという。11月に行われたダンロップフェニックストーナメントでは、同じ苗字の大先輩である松山英樹と同組でまわり、メンタル面で様々なことを学び、自信もついた。「連覇よりも、強くなった“今の自分”を見せたい。」本選手権の優勝から1年、アマチュア最高峰の舞台でさらなる真価を発揮した先に、連覇という結果がついてくるはずだ。 また松山に次ぐ、現在日本アマチュアゴルフランキング2位で昨年日本ジュニアゴルフ選手権男子12~14歳の部を制し、先週行われたトヨタジュニアゴルフワールドカップで個人戦1位タイに入った長﨑大星は11時55分、一昨年の本選手権覇者である中野麟太朗(早稲田大学)は12時5分、ともに10番ホールからスタートする。
競技メニュー