Championship Reports競技報告

加藤金次郎は「残り2日間集中したい」

写真:Y.Watanabe

昨年大会はカットに終わった加藤金次郎(瀬戸市立水無瀬中学校)。2度目の日本アマチュアゴルフ選手権で成長したプレーを見せている。首位と3打差の6位タイで第2ラウンドに入った加藤。スタートの10番で「結構長い距離」のパーパットを決める。そこからは凪のプレーとなったが17、18番で連続バーディを決める。「10番のパッティングを決めることができたのが、前半最後のバーディに繋がったかなと思います」と、振り返れば嫌な距離のパッティングを決めきったことで、流れを掴んでいたようだ。後半も3バーディ・1ボギーで凌いだ加藤は、この日4つスコアを伸ばして通算7アンダーパーでホールアウト。昨年のリベンジを最高の形で晴らす首位タイで後半のラウンド進出を決め、「昨年は2日目でカットに終わりましたが、今年はこういう良い位置で第3ラウンドを迎えることが出来るのが嬉しいです」と屈託なく笑う。

加藤は、この1年での自分の成長の要因を「下部ツアーやレギュラーツアーに出場する機会が増えて、レベルの高いところでプレーすることが増えたこともあって、日本アマなどの大きい大会で活かせているのかなと思います」とこの1年での積み重ねてきた経験にあると語る。本大会の舞台となっている横浜カントリークラブも男子レギュラーツアーが開催された時にプレーをしたことがあるといい、「横浜カントリークラブでこういうセッティングにも多少慣れている部分もあるので、良い感じだと思います」と、納得の表情。「優勝したいというのも大事ですが、しっかり自分のプレーを貫くのが大事だと思うので、周りのスコアは気にせず、残り2日間も自分のプレーに集中して結果がついてきてくれればいいなと思います」と、15歳という年齢を感じさせない落ち着いた様子で話した。その裏付けも高いレベルで研鑽を積んできたという自信にあるのだろう。

「自分はドライバーの飛距離が出る方ではないので、ロングアイアンの精度、パー5の3打目の精度を見てほしいです」と小柄ながら好スコアを叩き出している自分のストロングポイントを披露してくれた加藤。明日のムービングデーも大人びたプレーでスコアを伸ばし、15歳59日の史上最年少優勝記録更新に王手をかけることが出来るか。

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