Championship Reports競技報告

最後の日本ジュニアで全てを出し切る気迫のプレーで外岩戸晟士が首位タイの好発進

競技報告:M.Ideshima  写真:K.Kinoshita

今年が最後の日本ジュニアになるため、54ホールで勝負をしたかった。

そう本音をこぼしていた外岩戸晟士(代々木高校3年)だったが、スタートホールに立ったときにはすでに気持ちは切り替わっていた。

「攻めるしかない。9ホールの短縮になったのでそう思って、1番ホールからドライバーを握りました。少し左につかまってしまって、木がスタイミーになる難しい状況だったんですが、そこから2メートルにつけてバーディを獲ることができたので、いい流れに乗れたかなと思います」続く2番ホールもドライバーを握って左へミスをしてしまうが、そこから見事なリカバリーで2連続バーディを奪う。4番ホールでこの日唯一のボギーを叩くが、6番ホールから3連続バーディで第1日目のプレーを締め括った。

攻めなければならない気持ちが空回りすることはよくあることだが、序盤はそれが顕著に現れたのかと思われた。ただ、外岩戸本人はそれも覚悟の上と言わんばかりに清々しい表情で明日も攻めると断言。「もう自分は最後の年なので何も恐れるものはないので、今持っている力を100%出し切るために全力でプレーしました。短縮で難しさはありますが条件はみんな一緒なので、最後の年に優勝カップを持って帰れるように明日からも頑張ります」

「体はかなり大きくなりました」と、会うたびに体が大きくなっているような印象を受ける外岩戸の現在の体重は94キロ。ナショナルチームに入ってから様々な刺激を受ける中でフィジカルの重要性を特に痛感している。トレーニングによる効果はドライバーの飛距離に現れた。

「ゴルフが簡単になったというと変な言い方ですが、楽にゴルフができるようになったと思います」攻めるしかない今年の日本ジュニアではドライバーの飛距離は大きな武器になる。自身最後の日本ジュニアをどのように締めくくるのか、明日からのプレーに注目したい。

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