Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告
競技報告:Y.Koseki
写真:Y.Kawatani
第69回日本ジュニアゴルフ選手権競技 Presented by Sky女子12~14歳の部の第1ラウンドは、9ホールに短縮され、1番ホールスタートでは金城あんな(川﨑市立東橘中学1年)、本村紅音(宝塚市立宝塚中学3年)、三木夢依(岡山市立竜操中学3年)、境美玲(江東区立有明西学園中学3年)の4人、10番スタートでは赤穂未来(神戸市立広陵中学3年)、合わせて5人が2アンダーパーの34でホールアウトし、2位タイにつけた。
三木夢依は、「今日はたくさんバーディを獲ろう」と思って「最初ショットがチャンスについてくれて」1,3,5番ホールでバーディを奪う幸先のいいスタートを切った。8番ホールではボギーを叩いたものの、9番ホールではセカンドショットを左のバンカーに入れたが、そこから寄せて見事にパーをセーブし、2アンダーパーでホールアウト。3バーディ・1ボギーと申し分のないゴルフのように思えるが、「ユーティリティーの調子が良くないので、調整したい」と修正点を上げた。彼女は、今年中国ジュニアに優勝し、本大会も「目標は優勝」と臨んでいる。「明日はみんなもスコアを伸してくると思うので、今日よりもいいスコアで回りたい」と上を目指す。
金城あんなは、「3~4メートルのパットが入って、ボギーを叩かずにすんだ。パッティングが良かった」ので2バーディ・ノーボギーの2アンダーパー34で回った。会場となる東京ゴルフ倶楽部は、「バンカーに入れないように」気をつけている。明日はインコースを回るが、「アウトよりインコースの方が難しい」と警戒する。この日、首位に立った高木杏衣は、同じ関東で「ティーショットも飛ぶし、ロングパットもうまい」と、よく知っている。「杏衣ちゃんに勝ちたい」と首位を狙う。
境美玲は「全体的にはショットは良くて、バーディを2つ獲ったところは、1.5メートルぐらいのチャンスにつけた。今日はパットに救われた。ティーショットでちょうどいい距離の所にバンカーがある。ティーショットが大切だと思う」とコース攻略のポイントを語ってくれた。バンカーの配置が絶妙で「私はコースマネージメントが苦手なので勉強になる」という。「明日もアンダーパーで回れたらいいなと思っています。チャンスについたらちゃんと決めて、耐えるところを耐えられた、いいゴルフができる。今年中学3年で最後なので、優勝目指して頑張りたい」とチャンスをうかがう。
競技メニュー