Championship Reports競技報告

姉妹優勝に向けて岩永梨花が通算-5で首位に並ぶ

写真:Y.Kawatani

この日、1番ホールからティーオフした岩永梨花(尼崎市立塚口中学2年)は、「全部パーオンできて」4バーディ・ノーボギーの4アンダーパー32でまわり、通算5アンダーパーで境美玲(江東区立有明西学園中学3年)と並んで首位に立った。スタート前は3アンダーパーを目標にしていたが、1番ホールでいきなりセカンドショットを1メートルにつけて、この日の好調さを感じた。「回っているうちにショットも良くて、パッティングも決まっていた」とそのあと,3,5,6番ホールとバーディを重ねた。結果的に「もっとちょっと伸ばせた」というが、首位を捉えるのに十分な内容のゴルフだった。

前日回ったインコースよりアウトコースの方がプレーしやすかったようだ。前日は「インの方が狭くて、ドライバーを振れない。ショットの調子も悪かった」と苦しんだという。それでも「良く耐えた」と1アンダーパーで回り、この日の好プレーにつなげた。

開催コースの東京ゴルフ倶楽部の印象は、2023年にこの部門で優勝している姉の杏奈から「少し狭い」と聞いていたが、コースに来てみると「思ったより広く」感じた。ティーショットの落としどころやグリーン回りにバンカーの数も多く、配置も絶妙である。「バンカーが多いので、そこに入れないように。ラフも長い」とコース攻略のために「ショットの精度を高くしていきたい」と語った。

明日はいよいよ大会最終日。18ホール・ストロークプレーで決着をつける。初めての日本ジュニア出場だが、「緊張しない」と強心臓だ。明日も「緊張はあまりしないようにして、自分のプレーができたらいい」と淡々とした表情だった。今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権では20位タイ。7月にアメリカで行われた世界ジュニアでは、13~14歳の部でプレーオフの末、優勝した。「優勝してメディアからインタビューを受けることが多くて、慣れてきた」と笑う。明日優勝すれば、さらに取材も多くなるだろう。

?evid=11856831495886916270

競技メニュー

  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • もっと知りたい、ゴルフのこと GOLFPEDIA
  • CLEAN SPORT Athlete Site クリーンスポーツ・アスリートサイト JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • その道のりに、賞賛を STOP誹謗中傷