Championship Reports競技報告
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首位タイでスタートした廣橋璃人(仙台市立上杉山中学1年)は、「今日は最初の方は自分のプレーをしよう」と思って、前半を4バーディの4アンダーパー32でターンした。さらに11、12番で連続バーディを奪い、通算10アンダーパーとして前の組で回る首位の張峻苒(日章学園中学2年)をとらえた。だが「後半はショットが乱れて」12、14番でボギー、その後15番でバーディを獲るも、18番でもボギーと優勝争いに「響いた」。結局通算7アンダーパーで優勝の高浦維吹(袖ヶ浦市立昭和中学3年)と3打差の3位に終わった。「悔しいですね。今日の後半のショットのばらつきがひどかったので、それを課題としたい。これから練習したい」と今後の抱負を語った。
父・貴寿の姉は、元プロ野球選手の岩隈久志の妻まどかさん。岩隈は、つまり義理の伯父さんにあたる。東京に来るときは家に泊めてもらったり、年に5、6回は一緒にゴルフをプレーしたりする。野球とゴルフでスポーツのジャンルは違うものの、得るものは大きいという。「メジャーやWBCのようなプレッシャーのかかる場面での」活躍は「メンタル面がすごい」と感じている。この大会の前には「暑さに気をつけながら、優勝目指して頑張ってこい」とエールをもらったが、その期待にはこたえることはできなかった。
それでもまだ中学1年生。「中学1年で、2年、3年の人と勝負できたのは大きいし、うれしい。優勝した高浦選手がいいプレーを見せてくれて、楽しかった。この経験を活かしたい」と来年こそは、優勝の報告を伯父さんにもしたい。
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