Championship Reports競技報告
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「ショットは良い感じでバーディチャンスも作れたので。あとはパッティングが決まってくれば、もう少しスコアが伸ばせるかな」と、この日ボギーフリーの5アンダーパー65でホールアウトした吉沢己咲(明治大学3年)は開口一番に話した。
10番ホールのトップスタートだった吉沢。その第1打はフェアウェイのセンターをキープし、セカンドショットも良いフィーリングでピンまで約3メートルの位置にグリーンオンした。「このバーディパットが、運よくボールマークにポンと跳ねてくるっと入ったんです。本当にたまたまです(笑)」
キーとなったのは、次の距離が長い難しい11番(パー4)。セカンドショットをバンカーに入れ、ボギーになりそうなところをパーセーブできた。
そして12番(パー3)で2~30ヤード手前からのバンカーから寄せて、こちらもパーセーブ。「この3ホールのプレーで良い流れに乗れたと思います」と振り返る。
「今年の8月は調子が良いです。大学のレギュラー選考も良い感じでプレーできていたので、今日も自分のプレーができれば良い感じに回れるかなと。ただ、スコアのことは何にも考えてないんですよ。目の前の一打一打に集中してやっていただけで」と笑顔を見せた。
吉沢といえば、2018年、2019年と日本ジュニアゴルフ選手権競技(男子12~14歳の部)を連覇した実力者だ。久しぶりに「日本タイトル」を手にできるか、注目したい。
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