Championship Reports競技報告

最後の日本女子学生で3位入賞の市村は「悔いなく終われました」

最終ラウンドを首位と3打差5位でティーオフした市村杏(日本大学4年)。最後の日本女子学生ゴルフ選手権の18ホールの目標を「5アンダーパー」においていた。1番(パー5)で幸先よくバーディを奪った市村だが5番から連続ボギーを叩いてしまう。しかし、7番(パー5)でバウンスバックを決めて悪い流れを断ち切ると、そこから怒涛の4連続バーディで通算7アンダーパーまでスコアを伸ばし、首位を猛追。優勝争いに加わる底力を見せる。「このまま10アンダーパーまでいけたら……」と、一気呵成に逆転を狙っていくが13、15番で痛恨のボギーを喫してしまう。

それでも、市村はあきらめず「全部狙いにいきました」と17番(パー3)でバーディを奪い、最終18番(パー5)に一縷の望みを繋いだ。果たして、そのフィニッシングホールは、32ヤードのバンカーからのサードショットは、会心の手応えを残して「良いラインに乗って、入る」と起死回生のチップインイーグルで首位を捉えるかと思われたが、無情にボールはピンに弾かれてバーディに終わり、プレーオフまで1打及ばず通算7アンダーパーで3位で最後の日本女子学生を終えた。

「ドライバーの調子も良くて、良い位置からセカンドショットを打てたのですが、バーディチャンスにつけることができませんでした。今、アプローチの調子が良くなくて、ボギーを簡単に打ってしまう……今日も4ボギー。このボギーの多さは悔しいです」と話すが、その語り口は3日間のプレーで全力を尽くした充実感も感じさせる。

優勝にはあと一歩届かなかったが、「今年の大会では、最初からアンダーパーでプレーできて、終わりも良かったと思います。悔いのない試合になりました。楽しくプレーできてよかったです」と、爽やかな表情で会場をあとにした。

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