Championship Reports競技報告
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日本女子学生ゴルフ選手権最終ラウンド、通算7アンダーパーで三つ巴の首位タイでスタートした西山知里(東北福祉大学2年)が、1バーディの71、価値あるノーボギーのラウンドも、佐々木史奈(同志社大学4年)とのプレーオフに敗れ、2位で今大会を終えた。
第1ラウンドにホールインワンを達成するなど、大会を通じてショットが好調だった西山。この日もショットの好調は継続でノーボギーのラウンドを繰り広げた。しかし、パーオンはしていたが、難しいラインが残ることが多く肝心のバーディが来ない。我慢のゴルフを強いられ、ひとつ前の組でプレーをしていた佐々木に並ばれプレーオフに臨むことになった。
プレーオフ1ホール目、西山が2オンしたのに対し、佐々木はグリーンを捉えることができず3オン。しかし、西山のバーディパットは決まらず両者パー。
「少し下りで順目のライン、そんなに切れるラインではなくて、強く打ちたかったんですが、微妙な距離のパーパットを残したくなかったので、あまり狙えなかったです」
2ホール目、佐々木のイーグル外しのバーディに対し、3オンの西山はバーディパットを決められず勝負あり。1ホール目を優利に進めていただけに惜しい敗戦だった。
昨年大会では4位タイ、今年は2位入賞と昨年を越えることはできた。確実に成長の道は辿っている。「最終組でプレーして、バーディが来なくても我慢のゴルフができていたことは良かったかなと思います」と話してくれた西山だが、それでもやはり優勝が目の前に見えていただけに、その言葉にも悔しさがにじみ出ていたように感じた。
西山はまだ2年生、この悔しさをバネに来年の本選手権で再びリベンジだ。
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