Championship Reports競技報告
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今年の日本学生ゴルフ選手権は古瀬幸一朗(東北福祉大学4年)と小田祥平(専修大学4年)のデッドヒートの末、古瀬が本選手権が初優勝をつかみ取った。
一方、最終ラウンドにビッグスコアをマークした石垣敢大(中京大学4年)と小林尚史(法政大学1年)が3位タイ入賞を果たした。
石垣は7バーディ・2ボギーの65、通算13アンダーパーで最後の日本学生を終えた。
「開幕前は調子が良くなかったんですが、その中では充分位やれたと思います」
2日目にはホールインワンも達成し、最終学年となる本選手権は色々なことがあった。
「僕にとって最後の日本学生だったので、少しでも上位にいきたかったですし、優勝目指してやっていました。ホールインワンとかラッキーもあったりしながら、できることはある程度できたかなと思います」
今大会は、優勝した古瀬や2位の小田を筆頭に、4年生の活躍が目覚ましかった。だからこそ、嬉しい反面悔しい点もあった。「昨日の3日目を1アンダーパーで終わったことが悔しかったですし、今日ももっと伸ばせたと思うし、そこが伸びしろだと思います」
今後、プロテストやQT次なる進路へ進む石垣の活躍に注目したい。
初出場1年生の小林は今大会初出場。最終ラウンドの終盤6ホールだけで5バーディ・1ボギーと急浮上で入賞を掴んだ。前日に引き続きティーショットが良く、得意のアイアンでピンを狙うことができ、パッティングを決めることもできた。バーディラッシュは目を見張るものがあるが、それだけに16番ホールのボギーが悔しいところ。
「16番は元々パー狙いで、ティーショットをミスしてしまいボギーでも仕方ないかなと思っていました」ティーショット、アイアンショット、パッティング、どれをとっても安定した活躍を見せバーディ量産に成功した。
初めての日本学生を終えて感想を聞いた。
「4日間全てアンダーパーで終えたことが良かったし、全体的にパターが決まってくれた。ほぼほぼミスなく終えることができました」
まだまだ伸びしろたっぷりの1年生。日本学生頂点の座に挑戦できる残り3度のチャンスを掴みにいく。
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