Championship Reports競技報告
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大学生活最後の年にリーダーズボードの頂点で最終ラウンドをティーオフした小田祥平(専修大学4年)。ここまで安定したショットで着実にスコアを伸ばしてきたが、第3ラウンドからパッティングに僅かな違和感を感じ、グリーン上で苦しむ姿が見られるようになった。勝負が決まるこの日も、前日からのパッティングの不安を拭いきることができず、苦しいプレーとなってしまった。
1番(パー5)でバーディが先行したものの直後の2番でボギー。前半は9番のバーディまでスコアカード通りのプレーで、後続を突き放すことができず、優勝争いは最終組でともにプレーする古瀬幸一朗との一騎打ちの様相となった。迎えた後半も13番でボギーが先行。14番でバウンスバックを決めたが、16番(パー4)でティーショットを右のラフに打ち込んでしまうミス。強い傾斜もあり2オンを諦めた小田は、グリーン横からのアプローチを5メートルと寄せきれず、まさかの3パットでダブルボギーを喫してしまい、万事休した。「ショットは良かったと思います。でもパッティングが全然ダメで。思ったとおりに構えられないし、全然自信がなくなってきました」とよもやの逆転負けに肩を落とした。
最後の日本学生は厳しく悔しい結果に終わった小田だが、このあとはQTへの挑戦が待っている。小田がこの敗戦を活かして大きく成長する姿を見せてくれることに期待したい。
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