Championship Reports競技報告

緊張感の中で楽しくできた古瀬幸一朗が日本学生を制す

昨年の本選手権では田村軍馬(3年)、今年の日本アマチュアゴルフ選手権では佐藤快斗(2年)、いつも優勝した東北福祉大学の後輩を、ウォーターシャワーで祝福していた古瀬幸一朗(東北福祉大学4年)が今日は逆に少し手洗い祝福を受けていた。

「米大学ゴルフのブリヂストン大学招待の個人戦で優勝した時も出場していた5人にやってもらったんですけど、今回部員が多かったので勢いが凄かったのと、 本当に息が出来なかったので(笑)こういう感覚なのかーって噛みしめながら浴びていました(笑)」

脅威的なスコア『60』を出した第3ラウンドとは違い、今日はなかなかパッティングが決まらなかった。

「ショットは今日は一番良かったんですが……。なかなかバーディが決まらず苦しい一日ではありましたが、それでもなんとかボギーを打たずバーディを2つ獲って守り切れたのが大きかったです」と、最終ラウンドをボギーフリーの2バーディの68とし、通算17アンダーパーで古瀬が逆転優勝を成し遂げた。

最終組は古瀬、小田祥平(専修大学4年)、湯原光(東北福祉大学4年)と、4年生3人のペアリング。

日本学生チャンピオンを巡るプレーはまた、サードQTへの出場資格をかけての戦いに「今後の⾃分のゴルフ⼈⽣にとって⼤事になるポジションではあったので、 みんな意識しながらですけど、 戦友として⽇頃から3⼈みんな仲いいですし。途中は和気あいあいとゴルフしながら、最後の⽅は緊張感がある雰囲気にはなりましたけど、その中でも楽しく一日プレーできたかなと思います」と振り返った。

同じ四国学院大学香川西高校から東北福祉大学へ進んだ後輩の田村と一緒にトロフィーを手に、山本詠太(大手前大学3年)ら他大学へ進学した高校時代のチームメイトと一緒に、そして香川から6時間かけて駆けつけたご家族と共に、緊張感から解放された笑顔で記念撮影する姿があった。

「今後は海外も視野に⼊れながらですけど、まずは本当に⾃分の出場できる⽬の前のひとつ一つの試合を常に優勝を⽬指して、ちゃんとこなしたい」。この日本学生での勝利が自信となって、さらに強い古瀬へ進化させてくれることを期待したい。

ディフェンディングチャンピオンの田村軍馬(左)と古瀬幸一朗
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