Championship Reports競技報告

55歳以上のアマチュアゴルファー日本一の座を競う日本シニアゴルフ選手権が飯能ゴルフクラブで開幕

2025年度(第46回)日本シニアゴルフ選手権競技が10月29日(水)、埼玉県飯能市の飯能ゴルフクラブ(6,605ヤード・パー72)にて、121名の選手が出場して開幕する。競技は3日間54ホール・ストロークプレーで行われ、55歳以上のアマチュアゴルファー日本一の座を競う。

開催コースの飯能ゴルフクラブは1960年に和泉一介氏の設計で開場し、フラットな地形に美しい松林にセパレートされた18ホールが展開する。13番ホールでは、正面に富士山が臨め、プレーヤーの目を和ませる。過去には2000年に日本女子オープン(優勝:肥後かおり)、2009年に日本女子シニア(優勝:三木逸子)、2018年には日本学生(優勝:桂川有人)、日本女子学生(優勝:高久ゆうな)を開催している。

大会の注目は、ディフェンディングチャンピオンの水上晃男(鷹之台カンツリー倶楽部)が大会4連覇を達成できるかどうかだ。2022年から3連覇をし、今年は大会史上初の4連覇に挑む。これまで圧倒的な強さを発揮してきた水上を誰が止めるかだが、「打倒・水上」の急先鋒として注目されるのが、本選手権初出場の高橋雅也(嵐山カントリークラブ)だ。2023年の日本シニアオープンでローアマチュアを獲得しているほか、日本ミッドアマチュア2回(2008、2014年)、関東ミッドアマチュア4回(2011,2012、2017,2019年)優勝と実績を残している。

「めちゃくちゃ楽しみです。水上さんがルーキーから3連覇をしているので、自分も狙いたい。どの試合も優勝を目指したいんですけど、特にルーキーなので狙いたいです。試合が楽しみです」と試合が始まるのを待ちきれない、といった感じだ。川越出身の高橋にとっては、飯能は地元。「飯能で日本シニアをやる」と聞いてから、ここに照準を合わせてきた。コースは当然「昔から知っている。いいコース」。コースコンディションに関しては、「練習日からグリーンの傾斜、スピードが「えっ」という感じで、これが試合に入ったらどうなるのか」と言うぐらいに仕上がっている。「最終的にはアプローチ、パット。ミスショットは出るので、そこでいかにリカバリーができるか。関東シニアは第1ラウンドに意気込みすぎた」と優勝した水上に4打差の2位だった反省も忘れない。髙橋にとって「水上さんは、ストイック。どの試合に対しても、緻密にするし、マネジメント、姿勢も参考になる。目標ですけど勝ちたい」存在だ。いい意味で「目の前のたんこぶ、水上さんがいる試合では、いつも上にいたい」という。果たして「打倒・水上」を果たすことができるか。髙橋は8時20分に1番ホールからスタートする。

本選手権初出場初優勝を狙う髙橋雅也
水上晃男の大会4連覇なるか(2024年大会写真)

?evid=11773164156658698939

競技メニュー

  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • もっと知りたい、ゴルフのこと GOLFPEDIA
  • CLEAN SPORT Athlete Site クリーンスポーツ・アスリートサイト JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • その道のりに、賞賛を STOP誹謗中傷