Championship Reports競技報告
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「打倒・水上」の最有力候補と目されるのが、髙橋雅也だ。今年が初の日本シニアゴルフ選手権出場の髙橋。関東シニアゴルフ選手権では、その水上晃男に続く2位と後塵を拝しているだけに、今回こそはと強い気持ちで臨んでいる。ただ、意気込みすぎてもゴルフは空回りすることが多いだけに難しい。
髙橋も「出遅れちゃいけない」という緊張感はあったという。1番ホールはいきなりボギー。ただ「まだ第1ラウンド。ボギー打っても慌てないで、チャンスが来るだろうと思って」プレーしていたのがよかった。同い年のシニアルーキーの井関剛義(交野CC)とのラウンドも「他の人もスコアがよかったので、良いテンポで楽しい雰囲気で回れた」のもプレーのリズムを作れた。「チップインもあり、良いバーディもあった。波立てずにやっていたのがよかった」と3バーディ・3ボギーのパープレー72でホールアウト。目標とする水上晃男と、同じスコアに「やっぱり」と思ったという。
シニアルーキーで勝ち始め、3連覇を達成している水上はライバルでもあるし、目標でもある。もちろん尊敬しているし、憧れに近い気持ちもある。「最終ラウンド一緒に回れたらいいな。優勝争いできたらいいな」という思いは、強い。そのためには、明日の第2ラウンドが鍵となる。

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