Championship Reports競技報告

60歳以上の女子アマチュアゴルファー日本一を決める日本女子グランドシニアゴルフ選手権が11月6 日に開幕

昨年から新たに創設された日本女子グランドシニアゴルフ選手権。第2回大会が兵庫県の千刈カンツリー倶楽部(5,530ヤード・パー72)を舞台に、11月6日、7日の2日間の日程で開催される。競技は2日間 36ホール・ストロークプレーで行われ、60歳以上の女子アマチュアゴルファー日本一が決まる。

千刈カンツリー倶楽部は1965年に開場。兵庫県の垂水ゴルフ倶楽部や鳴尾ゴルフ倶楽部を設計したJ・Eクレインが手掛けた戦略性の高い18ホールが兵庫県三田市の北摂三田の丘陵地に展開している。学校法人である関西学院が「健全な車高と教育の場の提供」を目的として設立したゴルフ場で、会員のみならず高校・大学のクラブ活動の拠点としても活用されている。

昨年大会、初代チャンピオンに輝いたのは三木逸子。2日間通算5オーバーパーで、三木本人は苦しかったと言いながらも2位以下に3打差をつける圧巻の優勝劇だった。
「昨年勝てたので、今年は少し頑張ろうかなと思います」と謙虚に答える三木だが、連覇はしっかり視野に入っている。
千刈カンツリー倶楽部の特徴は受けグリーンが多く、グリーン周りの芝がバミューダ芝という点だが、三木もそこには警戒している。「奥に外すと難しいアプローチが残ってなかなか寄らないですね。バミューダ芝自体も厄介ですけど、そこに逆目とかも結構入ってくるので、アプローチは難しいですよ」
先週行われた自身8度制覇している日本女子シニアゴルフ選手権(第32回)では22位タイに終わった。「ろくなゴルフができませんでした」と反省しきりの様子だったが、そこは経験豊富な三木だけに、すでに気持ちは切り替わっている。

出場選手の中で連覇を狙えるのは唯一三木だけ。新たな伝説を今年の連覇でスタートさせるのか注目したい。

なお、6日の大会1日目は第1組が1番ホールから、第17組が10番ホールから7時45分にスタート。三木は8時7分に10番ホールをティーオフする。

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