Championship Reports競技報告
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2025年度(第31回)日本ミッドシニアゴルフ選手権は6日、岡山県岡山市の後楽ゴルフ俱楽部(6,427ヤード・パー72)で、124名の選手が出場して開幕した。65歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を争う本選手権は大混戦の幕開けとなった。
大きなアンジュレーションを持つ高速グリーン、難しいホールロケーションというセッティングに対し、手練れの選手も苦笑いを浮かべるしかなかった。コース自体の距離はそれほど長くはないが、グリーン上で苦しむ選手が続出。過去2年間はアンダーパーで発進する選手がいたものの、今年は1オーバーパーの73がベストスコアとなった。ただし、73をマークした選手は3人いる。本選手権初出場の吉川宏(大山GC)と、城本成男(グランベール京都GC)、そして今年の九州シニアゴルフ選手権と九州ミッドシニアゴルフ選手権を制した八丁禎二(九州GC八幡C)だ。
1打差の2オーバーパー4位タイには、7番(パー3)でホールインワンを達成した2015年日本シニアゴルフ選手権チャンピオンの佐々木清士(グランディ浜名湖GC)、木村泰久(八重桜CC)、上野雅之(相模原GC)、鯨井章(常陽CC)の4人が並ぶ。1打差に7人がひしめく大混戦だけに、明日の最終ラウンドでだれが抜け出し優勝杯を手にするのかまったく予想がつかない状況だ。
また、ディフェンディングチャンピオンの宇津宗三(水戸グリーンCC)は5オーバーパーでホールアウトし首位と4打差の13位タイと好位置につけたのに対し、本選手権初出場の原辰徳(相模原GC)は13オーバーパーの90位タイと出遅れた。
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