Championship Reports競技報告
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黒木蘭(東千葉CC)が3バーディ・2ボギー・2ダブルボギーの3オーバーパーでラウンド。苦しい内容だったが2位以下に2打差をつけて単独首位に立った。
「ショットは悪くなかったんです。でもダブルボギーが2つはダメですよね。クラブのジャッジミスです」。舞台となっている千刈カンツリー倶楽部は基本的に受けグリーンで、奥に外すと難しいアプローチが残るのが特徴だ。いわゆるゴルフのセオリーと言われる手前からの攻めがポイントになるわけだが、奥に外したくないという警戒心がクラブ選びに迷いを生じさせる。こういうグリーンに対しては普通なら手前に外れる分には良しと考えるが、千刈カンツリー倶楽部はそうはいかない。
「(グリーン周りの)ティフトン芝は抵抗に負けないようにインパクトを強く入れないとだめなんですが、強く打ちすぎて奥にいくのも怖い。そうかと言って、フェースを開いて打つと止まり過ぎることもあるから難しいんです」と黒木。練習ラウンドでその厄介さは体験済みで、この日はとにかくパーオンさせることを意識した。
第1ラウンドを70台のスコアでプレーしたのは黒木を含めてわずか4人だけ。大きなスコアが出にくいセッティングなだけに、明日も今日のようにパーオン最優先でいかにスコアを落とさないかがポイントになる。果たしてこのまま逃げ切ることはできるのか。明日のプレーに注目したい。
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