Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告

今年の関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権チャンピオンの下室舞弥(北六甲CC)は、首位と3打差の3オーバーパーの第15組でスタートしたこの日を3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの73でホールアウト。通算4オーバーパーとし、3位入賞で今大会を終えた。クラブハウスリーダーとして最終組の選手たちを待ったが、惜しくも優勝とはならなかった。
「昨日と今日で全然違うゴルフ場にいるような感覚でした」と下室が話すように、最終ラウンドは各選手が口を揃えて言う程、芦原ゴルフクラブは強風に見舞われた1日だった。下室にとっても例外ではなく、スコアが前日より良かったことが不思議と感じたようだった。
「今日の風の中でこのスコアで回れたことは頑張ったかなとは思います。耐えるところは耐えるというか、やれることはやったと思います。それでも失敗もあったし、まだまだ足りないところは多々あると思いますし、反省です」
何より優勝できなかったことが悔しい。特に今大会を制したら、来年地元兵庫県の宝塚ゴルフ倶楽部で開催される日本女子オープンゴルフ選手権の出場資格を獲得できたこともあり、なおさら勝ちたかったと悔しさが残る。
「もう1年またやるしかないですね。やっぱりこのタイトルが一番欲しいし、このタイトルをとって日本女子オープンに出場したいです」地元兵庫での女子オープン出場権獲得はならなかったが、来年大会はこちらも同じく関西地区となる日清都カントリークラブ(京都府)だ。
「優勝という忘れ物はこの舞台でしか取り返せないと思うので、関西で行う来年大会、また獲りに来たいです」
下室にとって本選手権の最高順位は、2023年大会の2位タイ。来年大会での優勝を誓った。

競技メニュー