Championship Reports競技報告

66で単独首位の山下大介は「ビッグスコアが出るのは珍しい」と笑顔

「22パット」

この日、山下大介(長崎CC)がグリーンオンしてから打ったパットの回数である。

加えてグリーンエッジから打ったパットは4回入り、そのうち2回は10メートルの距離からカップイン。多くの選手がホールアウト後、グリーンの速さを口にしていた中、山下にとっては何処吹く風か、高速グリーンを楽々と攻略してみせた。

本人曰く「グリーンは速い方が好き」といえど、前日の練習ラウンドで初めてプレーしたコースでしっかりとタッチを合わせてきたのは流石といえる。また、広いコースよりもトリッキーなコースの方が集中できるとのことで、コースとの相性の良さも好材料。アンダーパーをマークした選手が121名中11名しかいない中での66は、「自分は我慢タイプ、こんな感じでビックスコアが出るのは珍しいと思います」と笑う。

学生時代は九州学生ゴルフ選手権で優勝するなど多くの実績を残し、10年前に初めて出場した本選手権でも5位タイに入るなど、才能の片鱗を見せてきたが仕事の都合で競技ゴルフを一旦やめた。徐々に仕事も落ち着き4年前に復帰すると、昨年9年ぶりに本選手権に出場し23位タイに入った。今年は10年前の「5位」を上回ることを目標としているが、「優勝」という目標修正も明日の結果次第では十分可能だろう。

そして、明日20日は山下の35歳の誕生日。

「今日34歳を最高の形で締めくくれたので、明日は神様から35歳の誕生日プレゼントをもらえるように」神様の力ではなく、自分の力で1日遅れのハッピーバースデーを祝えるように明日も山下の躍進に期待したい。

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