Championship Reports競技報告
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2025年度(第29回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権は21日、愛媛県新居浜市の滝の宮カントリークラブ 別子・赤石コース(6,681ヤード・パー72)で61名の選手が出場して最終ラウンドを行い、山下大介(長崎CC)が通算10アンダーパーで初優勝を飾った。
柔らかな日差しが広がる空の下、後続に5ストロークのリードをつけて最終ラウンドを迎えた山下は序盤から安定したゴルフを展開し、前半でスコアを1つ伸ばす。後半も3バーディ・1ボギーと後続を突き放し、終わってみれば3日間首位を譲らず、通算10アンダーパーで2位に8打差をつける他を寄せつけない圧倒的なプレーで初戴冠を完全優勝で華を添えた。なお、通算10アンダーパーは本選手権54ホールにおける最少スコアとなり、2位に8打差は2002年、2003年に7打差で制した田村尚之の記録を更新するなど、記録づくめの大会となった。8打差の2位には平野大樹(イーグルポイントGC)、さらに3打差の通算1オーバーパーの3位タイに水上晃男(鷹之台CC)と三上陽二郎(滝野CC)が入賞した。
ディフェンディングチャンピオンの稲葉一馬(垂水GC)は通算3オーバーパーの6位タイ。本選手権5勝の豊島豊(箱根CC)は通算4オーバーパーで9位タイに終わった。
なお、第30回日本ミッドアマチュアゴルフ選手権は2026年11月18日から20日の3日間、大利根カントリークラブ・西コースでの開催が決定している。

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