Championship Reports競技報告

水上晃男と三上陽二郎が3位タイ入賞

3位タイ入賞の水上晃男

首位と5打差でスタートした水上晃男(鷹之台CC)は最終ラウンドを終え、「3パットをたくさんやってしまった」と振り返った。2バーディ・5ボギーと苦しいラウンド。5つあるボギーのうち、4つが3パットとことごとくタッチが合わず、今週フィーリングが良かったパッティングが崩れた。

また、アップダウンの激しい滝の宮カントリークラブを3日間戦い、疲労の影響もあり、だんだんクラブを振れなくなってしまったのだという。「昨日は3パット2回、OBを2回やっているのに、優勝争いから落ちなかったから珍しいなと思って。そういう機会は中々ないので、今日もしかしたらいけるんじゃないかと思ったら……。そんな甘いものじゃなかったです」と苦笑い。

ただ、結果を見れば3位タイ。目標としていた来年の日本アマチュアゴルフ選手権の出場権は確保し「楽しみです」と先を見据える。今年は日本シニアゴルフ選手権と日本ミッドアアマチュアゴルフ選手権で優勝争いはしたものの、頂点には届かなかった。それでも本選手権でも十分戦えることを改めて証明した。主戦場はシニアと本人は言うが、まだまだこの舞台が水上には似合う。

3位タイ入賞の三上陽二郎

また、同じく3位タイで終えたのは三上陽二郎(滝野CC)。

2番ホールでバーディを奪い、上々のスタートを切ったかと思いきや次の3番でボギーを叩き、そこから3パットを4回するなど流れに乗れず、「もったいなかった」と反省の弁を述べた。後半もパターのリズムが合わずスコアを落とし、最後まで巻き返しを図ることはできなかった。それでも「手ごたえは掴めたのでまた次頑張りたい」と気持ちは前向き。

同組でプレーした山下大介(長崎CC)がリズムよくパットを決めてスコアを伸ばしているのを目の当たりにし、パッティングの重要性を思い知らされた。それと同時に自身の課題はショートゲームであることが浮き彫りになったことは大きな収穫になった。そしてもう一つ、「だいぶ自信になった」と胸を張ったのが「プレッシャーのかかる場面でも良いショットが打てたこと」だという。自分の強みと弱みがハッキリわかった3日間、自身初の本選手権入賞と肩を並べるほどの価値ある成果となった。果たして1年後、三上はどんな成長した姿を見せてくれるのか、その真価が試される。

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