Championship Reports競技報告
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優勝候補のひとり、李知姫はイーブンパーで第1ラウンドを終えた。「コースはすごく難しい。特に今日はグリーンのスピードに手こずりました」と振り返る。10番から連続ボギーのスタートが予想外。それでも、じわりじわりと調子を上げ2バーディを奪取してイーブンパーにスコアを戻す。
そして後半の2番、残り105ヤードの第2打を48度のウェッジでピン70センチへ。素晴らしいプレーにギャラリーからため息がもれる。それでも、メジャーらしいタフなセッティングに最後まで悩まされ続けた。

「調子はそれほど良くない」と首をひねる。ひとつはショットだ。「うまく説明ができないけど、打った感触がしっくりしない。悪くはないけど、良くもありません」。ショットメーカーだけに気になる。加えて、2週間前から花粉症を発症。しかも芝のアレルギーだった。難題である。
「今日はちょっとひどかった。集中しようと思っても、鼻が……」といい、「昨日もよく眠れなかった」と漏らしていた。薬を服用しているものの、「ドーピングなどが心配だから、お医者さんと相談しながらです」と、首をひねった。
これまでアレルギー症状などに悩まされた経験がない。突然の変化に忍耐力まで試される。それだけに、明日の雨予報で少しだけ胸をなでおろした。「雨が降れば、花粉に悩まされることはないでしょう。どんな状況になるかわからないけど、私にとって雨はありがたい」と天を見上げた。
試合がない時でも週2回はコースでラウンド。それ以外でも練習場では連日、ボールを打ち込んでいる。昨年、シニアデビューを果たし、JLPGAレジェンズチャンピオンシップで優勝。ツアー通算23勝に加え、ステップ・アップ・ツアー、新人戦を合わせると計26勝の実力者だ。
もちろん、新しいナショナルオープンのタイトルを自身のコレクションにも加えたい。ムービングデー、恵の雨が上昇へのキーワードとなる。
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