Championship Reports競技報告
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後藤あい、廣吉優梨菜と言うナショナルチームの2人と明日は最終組で優勝を争うことになった近重怜奈(埼玉栄高校1年)。この日は1イーグル・7バーディ・1ボギーの8アンダーパーの64。65をマークした前日に続き、再び自己ベストを更新した。
「昨日のプレー後にちょっと出来過ぎだったなと振り返って、今日は5つくらい伸ばせればいいなと思っていたんですが、前半から6つ伸ばせたので。それでいくしかないと思ったら、上がり4ホールで上手くプレーすることができませんでした」
16番ホールのパー5ではチャンスだったところから、少し“がっついて”しまい3パットのボギーを叩いてしまう。もちろん悔しい思いは大きいが、それもまだ成長できる点だと切り替えられるポジティブさが近重の強みと言っていい。
近重がゴルフを本格的に始めたのは10歳のとき。ゴルフクラブに初めて触れたのは9歳だが、その頃は水泳を本格的に取り組んでいた。
「水泳でオリンピックに出たいと思っていました。(9歳のとき)全国大会も決まっていたんですけど、ゴルフをやったら楽しくて」

10歳の時に家族で訪れたグァムで初めてのラウンド。そのときの1番ホールでいきなりバーディを奪う。もはやゴルフに導かれる運命だったのかもしれないが、スパッと水泳を諦めてゴルフに切り替えられた理由は、ゴルフと言うゲームが持つ心理的な一面にある。「水泳の場合は自分が頑張ることでタイムが縮まることが多いんですが、ゴルフの場合は上手くプレーできたと思っても、それがスコアに繋がらないことがあるので、そこは水泳とは違った面白さがあると思いました」
また、近重は水泳の場合は泳いでいる最中に気持ちの変化を感じられない。終わってみなければわからないが、ゴルフの場合は途中の気持ちの変化がある点が面白い部分だと話す。良くも悪くも自分と向き合うことに楽しさを見出す近重。そう言う意味では明日はナショナルチームの2人と同組で、かつ優勝争いと言う未知の経験をすることになる。
「今日までは優勝争いとかではなく目の前の1打を打つことに集中していたので、それが良かったのかなと思いますが、明日は自分が想像できない雰囲気だと思いますし、体験したことのない空気感だと思うので、それを自分が楽しめるかどうかだと思います。あとは自分に足りないものを持っているメンバーだと思うので、回れるだけでプラスだと思って楽しく回りたいと思います」
まだ高校1年生でゴルフ歴も浅いことを考えると伸び代しかないと言っても過言ではない。明日は勝っても負けても得るものの大きさは計り知れない。どのようなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしたい。