Championship Reports競技報告
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ナショナルチームのメンバーとして勝ちたい試合の1つだったと嬉しさを語った後藤。
2位とは1ストローク差の通算16アンダーパーで迎えた最終ラウンド。流石に緊張感はあった。
「スタートの時はめちゃくちゃ緊張していました。それでも自分のやるべきことをやって、失敗してしまったらしょうがないので、どこに打つかをしっかり決めて打つことだけを考えてプレーしていました。今日はピンチもあったんですけど、アプローチとパッティングで凌いで、耐えることができたので上出来だったと思います」
緊張感があったスタートだが、1番ホールで幸先良くバーディを奪取。それも先に同組の廣吉優梨菜が決めた後に入れ返してのものだっただけに気持ち的に大きかった。
その後の3番ホールでも廣吉が先にバーディを入れた後に入れ返すなど主導権を渡さなかった。そして迎えた7番ホールのパー5。選手にとってはバーディを獲りたいところだが、廣吉はセカンドショットをミスしてパーセーブが精一杯。一方の後藤はきっちりバーディを決めて、小さくガッツポーズ。徐々に徐々に優勝への道筋を盤石のものへとしていった。

ただ、そんな後藤もいい経験になったと振り返るのが同組の高校1年生の近重怜奈の粘りだ。最終ホールを迎えた段階で2位の近重とは2ストローク差。バーディ、ボギーで並ぶ状況でセカンドショットはグリーンの右手前のカラーに外れて、長いアプローチを残してしまう。しかも、その直後に雷雲の接近のため試合は中断。後藤にとっては嫌な時間を挟むことになった。
それでも気持ちを切らすことはなかった。この日一番集中したというアプローチをピッタリ寄せて優勝を決定づけた。
「中断になった瞬間にこれはやばいなという思いにはなったんですが、これをパーでおさめれば負けはなかったので、あのアプローチは全力で今週1番集中しました。(近重さんは)途中からパットも入り出して、最後まで気が抜けない展開でどっちに転んでもわからない状況だったので最後の最後まで緊張しましたし、それは本当にいい経験ができたと思います」
色んな意味で成長を感じることができた3日間になった。
「バーディも獲るけれどボギーも獲るタイプだったので、今週ボギーフリーで回れたのは自分でもびっくりしています」
今シーズンは国内女子のレギュラーツアーで青木瀬令奈プロのキャディを務め、その際にショートゲームの技術を学ぶなど、様々な面でスキルアップを果たしてきた。今回の優勝はその成果を証明するものであり、さらに成長を遂げるきっかけになるに違いない。
