Championship Reports競技報告
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72歳の小林信吾がまるでジェットコースターのような激しいゴルフを展開した。まずは1番(パー4)だ。第2打をピン右2メートルに乗せると、バーディパットが1.5メートルオーバー。返しのパーパットが2メートルオーバーすると、それを外してダブルボギーを叩く。いきなり4パットでメンタルは相当やられたが、「失うものは何もないと考えました」と開き直る。すると、残りの8ホールを2バーディ・1ボギーでまとめ、前半を37で終えた。
後半は良いスタートを切りたかったが、スタートの10番でボギーを叩く。それでも前を向いて続く11番でバーディを決めてバウンスバック。流れをつかんで迎えた14番(パー5)で2オンに成功すると、ファーストパットを50センチぐらいに寄せる。バーディを確信したが、ボールは無情にもカップの横をすり抜けてしまう。「2オンしたのに悔やまれるじゃないですか。そのショックで次の15番でボギーですよ」。小林の気持ちと比例するかのように小雨だった天候が一気に荒れてくる。大雨の中、上がり3ホールを懸命にラウンドしたがボギーを1つ叩き、最終的に3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの75で第1ラウンドを終えた。
それでも首位と1打差の2位タイと好位置につけている。「自分の場合、ゴルフが上手いわけでもありませんし、明日は楽しくラウンドできればいいかなと思います。その流れで15位以内に入れれば最高ですね」と語っていたが、2021年の「全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権」で優勝経験もある小林。10位タイ以内ならば翌年の本選手権に出場できることを知ると、目の色がやや変わった。「そうですか……」。どうやら闘争心に火がついたのか、第2日の目標が明確になったのは確かなようだ。
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