Championship Reports競技報告
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今年の7月に65歳の誕生日を迎え、本選手権初出場の赤間弘一が2オーバーパーの74をマークし、単独首位に躍り出た。ラウンドを終えた時点では、ちょうど半数の組がまだホールアウトしていなかっただけに首位と聞いても複雑な表情を浮かべていた赤間。過去に日本ミッドアマチュアゴルフ選手権に1度、日本シニアゴルフ選手権に2度出場していることもあり、他の選手がもっと良いスコアを出してくるだろうと予想していた。ところが、アンジュレーションの大きなグリーンと難しいホールロケーションに苦しんだ選手が多く、思ったほどスコアが伸びない。終わってみれば赤間のスコアを抜かすどころか、並んだ選手もいなかった。
「私もグリーンにはやられました。スタートの10番ホールでいきなりスリーパットの洗礼を浴びましたから」。前日の夜、コースを襲った雨の影響もあり、グリーンのスピードが大きく変化。それに対応するのに前半のハーフを費やしたという。それでもショットが好調だったおかげで、3バーディ・5ボギーの74にまとめることができた。
圧巻だったのは、14番(パー5)だ。ピンまで約260ヤード残していたが、3番ウッドでグリーン近くまで運ぶつもりで打ったボールがなんとグリーンをとらえたのだ。「私の飛距離では絶対に届かない距離なんですが、フォローの影響もあったのか、なんか(グリーンに)乗っちゃいましたね」と振り返る。2パットで収め、イーブンパーに戻したことで気持ちが落ち着いた。
後半に入ると、今度は2番ホールでチップイン・バーディを奪う。「グリーンを外したときはボギーかなと思いましたが、8メートルぐらいの距離を50度のウェッジで寄せたら上手くラインに乗ってくれました」。その後、2つのボギーを叩いたものの、要所で奪ったバーディが効いていたからこそ、大きくスコアを崩すことはなかったといえる。
「このコースはティーショットが結構シビアなホールが多く、気を抜けるところが1つもなかったのが良かったと思います」。余計なことを考えず、目の前のボールに集中できたという赤間。明日の第2ラウンドは最終組でのプレーとなるが、「今日と同じスコアで回れれば十分です」と控えめだ。もちろん、スコア次第では優勝を狙いたい気持ちもあるが、まずは自分のペースを崩さずに18ホールを回ることにベストを尽くす。
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