Championship Reports競技報告
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写真: Y.Watanabe
日本チームでただ一人クイーンシリキットの出場経験を持つ新地真美夏。韓国チームに続く2位と惜敗した初出場の昨年大会のリベンジを期してホスト開催の日を迎えたが、新地にとって厳しい1日となってしまった。2番でバーディが先行して幸先よくプレーを続けていけるかと思ったが、3パットのミスから流れを失ってしまった新地。ティーショットを林に打ち込むなど「このコースで“あるある”のミスをしてしまいました」と前半で2つスコアを落とし、「メンタル的にも苦しかったです」と振り返る。後半も2ボギーとし、1バーディ・5ボギーの76で不採用スコアに終わってしまった。それでも、「耐えるところ耐えることができました。後半は岩本砂織コーチに自分のためにプレーしなさいと言っていただいて、気持ちも切り替わりました。バーディは獲れませんでしたが、明日につながるプレーができたと思います」と、新地に暗さはない。「昨年大会も第1ラウンドに80を叩いてしまって、スタートが苦手というのもあり……少なからずプレッシャーもあったかと思いますし、最近の自分の調子もあまり良くないという不安も出てしまったかな」と話すが、それも終わったこと。「76というスコアは打ちすぎでした。一気に良いスコアを出すことは無理だと思うので、69とかアンダーパーを出せるように頑張ります」と、前を向く。岩本コーチの金言を胸に明日からの巻き返しを誓った。
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