Championship Reports競技報告
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写真:Y.Watanabe
第1ラウンドは4オーバーパーで不採用スコアに終わった新地真美夏。「練習場ではうまくいくのに、コースではショットが曲がってしまう。メンタル的に自分が思っている以上に考えすぎたりする部分もあって……自分の調子については考えないようにして夜を過ごした」としっかりと気持ちを切り替えて第2ラウンドは新地らしい落ち着いたプレーを見せた。6番でボギーが先行した新地は、「昨日みたいな流れが来るのかなと」と一瞬気を揉んだというが、8番(パー3)で177ヤードのティーショットを6番アイアンで3.5メートルにつけてバーディを奪取。「このバーディが良いきっかけになりました」と、9番もバーディを決めて前半で1つスコアを伸ばす。後半も安定したプレーで10、12、15番の3ホールでスコアを伸ばす。16番でこの日2つ目のボギーを叩いたが、5バーディ・2ボギーの69でホールアウト。この日の日本チームベストスコアで昨日の鬱憤を晴らす結果となった。
日本チームは新地の活躍もあってチームスコアを伸ばしたが、昨年大会覇者の韓国チームはその上を行くプレーを見せてきた。「岩永選手も長澤選手も良い感じでプレーできていると思います。韓国チームとは6打差ですが、まだ全然いけると思います」と日本チームのプレーに自信を見せている。「自分もチームに貢献できるように頑張りたい。みんなも大事な一打となる場面もあると思います。残り2日間、もっと団結していきたいです」とチームの強い絆で、明日のムービングデーで韓国チームとの差を縮めていくことを誓った。
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