Championship Reports競技報告

クイーンシリキットカップ第2ラウンドが終了。日本チームは4つスコアを伸ばすも通算-10で首位の韓国と6打差の2位に

写真:Y.Watanabe

新地真美夏

2025年度(第45回)クイーンシリキットカップアジア太平洋女子ゴルフチーム選手権は14日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで第2ラウンドが行われた。首位スタートの日本チームは、新地真美夏(共立女子第二高校3年)が3アンダーパー、長澤愛羅(ルネサンス高校3年)が1アンダーパーでホールアウト。岩永杏奈(大阪桐蔭高校2年)が73に終わったものの、この日チームスコアを4つ伸ばして通算10アンダーパーでプレーを終えた。しかし、2位スタートの韓国チームが地力を見せ、チームスコア11アンダーパーをマークし、通算16アンダーパーで首位を奪還。日本チームは6打差の2位に後退した。

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前日に続き、この日もボギー先行のゴルフだった新地だが、8番(パー3)でバーディを奪うと、そこからバーディを積み重ねて第1ラウンドの悔しさを払拭。今日は“90点”と自己採点する笑顔でのホールアウトとなった。69ストロークで個人戦首位タイと好スタートを切った長澤と岩永の2日目は、結果だけを見ると我慢のゴルフのように見えるが、残り2日へ向けて明るい点も多い。長澤はスコアこそ前日の方が良かったが、昨日ほど今日は大きなミスがなく、ゴルフ自身は今日の方が良かったと手ごたえを感じている。一方、岩永はドライバーショットが乱調で残り2日間へ向けて修正点もあるが、アイアンショットは悪くないと、巻き返しに期待を持っている。

長澤愛羅
岩永杏奈

韓国チームの首位奪還に大きく貢献したのは、前日に続きスコアを伸ばし個人戦で首位を走るSoomin Ohと、この日ベストスコアタイの66ストロークをマークしたMin Seo Jung。前日の69ストロークに続き、2日目を67でマークしたSoomin Oh は、2日間トータル8アンダーパー、個人戦でも2位に4打差をつける。ショートパットの調整が必要と口にするも、2015年、2016年と2年連続で個人優勝を果たしているPark Hyun-kyung以来2人目となる個人戦連覇も視野に入っている。

個人戦首位のSoomin Oh(韓国)

チーム戦3位は、ベストスコアタイの66ストロークをマークしたShiyuan Zhouを擁する中国チームが浮上。日本チームと6打差から虎視眈々と逆転を狙う。

明日はムービングデーと言われる第3ラウンド。上位勢が直接当たるグルーピングの中、最も優勝に近い順位で最終ラウンドを迎えるのは果たしてどのチームになるか。

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