Championship Reports競技報告

出だし4連続バーディでチームベストの66を叩き出した長﨑大星の活躍が光った日本男子チーム。日本代表のプライドをかけて最終ラウンドに臨む

写真:Y.Watanabe

長﨑大星

本大会が日本代表として初戦となる長﨑大星。第1ラウンドはティーショットの調子が悪くゲームの流れを掴みきれずに悔しさが残るプレーとなったが、この日はしっかりと調整してそれも復調。ドライバーショットは、スタートホールから綺麗な放物線を描いてフェアウェイを捉えた。このホールで30ヤードのセカンドショットをウェッジで1.5メートルにつけてバーディ発進を決めると、2番は4メートルの上り傾斜のスライスラインをねじ込む。3番(パー5)も狙い通りにスコアを伸ばすと、4番(パー3)では200ヤードのティーショットを5番アイアンで会心のショットでピンを刺し1メートルにつけて4連続バーディとしてスタートダッシュを決めた。「4連続バーディで良いスコアにつながったと思います」と振り返る長﨑だが、「同じ組の韓国選手はバーディ、バーディ、イーグル、バーディだったので、それに負けないように、ついていこうとしか思っていませんでした。自分がスコアを伸ばして追いついていかないとチームは勝てないと思っていたので、追いつこうという気持ちでずっとプレーをしていました」と心中は穏やかではなかったよう。その緊張感は長﨑のプレーに好影響を与え続け、9番でバーディを決めて前半で5つスコアを伸ばす。後半に入ると、ティーショットがやや乱れてバーディとボギーが交互にくる難しい展開を強いられたが、「気持ちの切り替え、ビショップコーチから習った通りに“安全に安全に”と意識してプレーしました」と集中を切らさず、最終18番をバーディで締めてこの日日本チームのベストスコアとなる66を叩き出してみせた。「今日のプレーの最終盤でパーオンすることを意識して結果バーディで終われてよかったし、明日に繋げられるといいなと思います」と相好を崩す長﨑。ライバル韓国とのチームスコアは15打の大差をつけられてしまったが、「明日は今日よりも良いプレーを心がけて、毎ホール丁寧に打っていって、結果的に優勝できればいいと思います」と逆転に向けて闘志は消えていない。

竹原佳吾 通算-10(67・67)(8バーディ・3ボギー)個人戦:2位タイ

「スコアは昨日と同じですが、内容が違う。ウェッジが良くてパー4でバーディを獲れたのが良かったかなと思います。逆にパー5の2ホールでボギーを打ってしまったので、もう少し攻め方があったのではと思います。でも6番のパー5は2打目を右OBとしてしまいダブルボギーのピンチをボギーで耐えられて悪い流れにしなかったことは良かったです。ここまで良い感じでプレーできているので、最終ラウンドに失速しないように、明日もこの2日間と変わらない気持ち、マインドセットでプレーしたいです」

竹原佳吾

佐藤快斗 通算-3(72・69)(5バーディ・2ボギー)個人戦:6位

「途中までは良かったのですが、良くない上がり方をしてしまったので、明日また頑張ります。(2日ともボギーの)15番ホールは苦手ですね。グリーンが奥から順目で速くて。それを計算しても2メートルぐらいオーバーしてしまい、返しも入らず。なので、明日はグリーン左サイドの手前とかにつけられたら良いなと思います。最終ラウンドはもう少し良いスコアでプレーできればいいなと思います。ドライバーも思った球が打てていないので、それを修正することができれば、もう少し気持ちよくゴルフができると思うので頑張ります」

佐藤快斗

松山茉生 通算+1(74・71)(3バーディ・2ボギー)

「バーディスタートで良かったのですが、3番(パー5)でセカンドショットを右にプッシュしてOBにしてしまい流れを止めてしまった感じです。そこからずっとバーディを獲れず。2バーディでしたが、途中のバーディチャンスもショートしてしまったり……バーディを獲れる雰囲気ではなかったですね。明日はチームで一番良いスコアを出せるように。勝てるかはわからないですが、そうすれば韓国とも良い勝負が出来ると思うので、明日こそ頑張ります」

松山茉生
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