Championship Reports競技報告

日本女子チームは藤本愛菜が個人戦2位入賞も韓国チームに7打差の2位と悔しい結果に終わる

写真:Y.Watanabe

藤本愛菜

1日目に不採用スコアの出遅れから見事なカムバックを見せた藤本愛菜。最終ラウンドの18ホールでも見事な巻き返しを見せてくれた。小雨の中、スタートホールはボギー。4番でバーディを奪った藤本だったが、7番のボギーに続き9番ホールのうちおろしのパー3では、ダブルボギーを叩いてしまい前半で3オーバーパーとまさかのプレーとなった。しかし、後半は一転。10番でバーディを奪い返すと13番から3連続バーディ。ボギーフリーの4バーディでこの日1アンダーパーにスコアをまとめて、通算イーブンパー。個人戦優勝で友人でもある韓国のSoomin Ohに2打差の2位入賞を果たして、「1日目の出遅れを取り戻せて良い結果で終わることができて嬉しいです」と安堵の笑顔を見せた。「第1日で悪かったので……しっかりとスコアを戻せて良かったです。バーディを獲れるホールでしっかりとスコアを伸ばせました」と、ホスト開催の日本代表として最後まで諦めずにプレーしたことが好結果に繋がった。また、「この大会では1打の重みを感じました」と、この先に目指すステージに向けて藤本が得たものも大きかったようだ。日本女子チームとしては惜敗に終わった本大会だが、藤本をはじめメンバーが日本代表のプライドを胸に最後までプレーしたことを感じさせる3日間の藤本の姿だった。

藤本愛菜

廣吉優梨菜 通算+2(74・73・71)(3バーディ・2ボギー)個人戦:3位タイ

「韓国、チャイニーズタイペイの選手との距離の違いを感じましたし、ピンを狙っていく姿勢が勉強になりました。日を追うごとに調子もスコアも良くなったのは良かったです。一方で、もったいないボギーやダブルボギーを打ってしまったことは課題です。メンバーのお陰で初めての国際競技でも緊張はそんなにしませんでしたが、もっと最終ラウンドにスコアを伸ばせたり2日間耐えることができていれば、(結果は)違ったと思います。もっと頑張ります」

廣吉優梨菜

髙岸鈴 通算+6(72・77・73)(3バーディ・4ボギー)個人戦:7位

「最終ラウンドは1番、3番でチャンスはあったのに決めきれずに悪い流れがきてしまって……あまり良くなかったです。2メートルぐらいのバーディパットが決められませんでした。最近はショットが課題でしたが、だいぶ良くなってきたと思います。もっとショートゲームの精度をあげていかないとと思います。最近、良くないゴルフが続いていた中で、この大会で良い部分もあったので。悪い部分をこれから改善していきたいです。次に繋がる大会になったと思います」

髙岸鈴

鳥居さくら 通算+8(74・75・75)(1バーディ・4ボギー)個人戦:9位タイ

「3日間、バーディをたくさん取ることを目標としていたのに全然取れなくて……大会期間中、ショットがあまり良くなかったのが1番の課題です。パッティングも決まりませんでしたが、バーディチャンスにつけたらしっかり入れることができたという印象です。今日は今日と思っていたのですが、コースに来ると前日のミスがフラッシュバックしてしまって……でも、それに負けずに頑張れたかなとは思います。最終ラウンドはバーディが1つしか決められず、あまり良いことはなかったですが、自分で課題を持ちながらプレーしていました。その結果としてスコアは悪かったですが、手応えは感じたので、これからのゴルフには繋がると思います。コースに出ると忘れてしまう課題もありますが、それを思い出してプレーして、それの自己評価もできているので、今後に繋げていきたいです」

鳥居さくら
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