Championship Reports競技報告
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宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで2日に開幕した「日本ジュニアゴルフカップ2025/8地区対抗戦」。南国宮崎らしい温かな気候でスターとした本対抗戦は、男子が5アンダーパーで関西チームと九州チームが首位に並んだ。女子は招待出場の韓国チームが5アンダーパーをマーク。2位の四国チームと関西チームに6打差をつける圧倒的な強さを見せて首位スタートを切った。
韓国チームのトップバッターを務めたSumin Leeは1バーディ・4ボギーの75と不採用スコアに終わったが、2番手でスターとしたGyuri Yoonは前半を2バーディ・1ボギーで終えると、後半もバーディを先行させて4アンダーパーまでスコアを伸ばして個人戦でもトップをうかがう好調なプレーを見せていた。しかし、最終18番で林からのリカバリーショットをミスしてダブルボギー。「明日は林に入れないように真っ直ぐに打っていきたい」と悔やむミスで2アンダーパー。続くGyubeen Kimは「フェアウェイが狭くて緊張しながらティーショット打っています」と堅調なプレーで前半を1バーディ。アイアンショットの距離感が合わず苦労したようだが、「グリーン周りの芝とラフの芝が違うので、アプローチも慎重にしています」と、隙を見せないゴルフで2バーディを奪取。この日3バーディ・ノーボギーの69をマークして後続に6打差をつけての韓国チーム首位スタートの立役者となった。「明日も今日と同じように自分のプレーが出来るように集中して頑張りたいです」と落ち着いて話すGyubeen Kimを中心にチームもまとまっている韓国チーム。コースの特徴をしっかりと掴んで、マネジメントを徹底するプレーを続けて、初優勝を狙っていく。
2位からのチームは4打差でひしめく大混戦。明日の第2ラウンドで混戦を抜け出して首位を走る韓国を追い詰めるチームはどこになるか。
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