Championship Reports競技報告
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写真:Y.Watanabe
第2ラウンド以降はドライバーショットの不調に苦しんできた岩永杏奈。第3ラウンド後半に掴んだアイアンショットの手応えを残してスタートした最終ラウンドは、5番までスコアカード通りのプレーが続いた。6番で初バーディを奪い前半を1アンダーパーで終えると、後半は1バーディ・1ボギーとパープレーで凌ぎ、この日71でホールアウト。「今日もドライバーショットを2、3ホールで林に打ち込んでしまいましたが、全部パーをセーブできたので良かった」と、厳しい内容ながら18ホールを耐えきった最終ラウンドのプレーを振り返った。
ホスト開催の国際競技で初めて日本代表として過ごした4日間は、「第1ラウンドが良かっただけに、2日目、3日目とスコアを落としてしまったのは悔しいですが、最終ラウンドで良い感じには出来たので、終わり方としては良かったと思います」と、ショットの不調を乗り越えて戦い抜いたことに自信も深め、「空気感が普段の試合とは全く違いました」という環境に面食らう場面もあったようだが、「他のチームの人と英語でコミュニケーションを取れて、仲良くなれました」と、笑顔で終えられた。
岩永の次の目標は6月の日本女子アマチュアゴルフ選手権での優勝と意気込む。刺激いっぱいの国際競技を経て昨年の日本女子オープンローアマチュアに続いてのタイトル獲得を目指す岩永のプレーに刮目したい。
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