Championship Reports競技報告
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2026年度(第46回)クイーンシリキットカップアジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権は14日、インドネシアのSentul Highlands Golf Clubで第3ラウンドが行われた。日本チームは、廣吉優梨菜がこの日のベストスコアとなる4アンダーパーをマークすると、後藤あいも1アンダーパーでホールアウト。日本チームはスコアを5つ伸ばし、通算23アンダーパーで2022年大会以来8度目の優勝に前進した。4打差の2位には大会4連覇を狙う韓国、さらに3打差の通算16アンダーパーで香港が続いている。
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日本、韓国、香港の上位3チームの組合せでスタートしたムービングデー。日本チームの1番手は廣吉優梨菜。この日は、「3ホールを一区切りにして、その中で1アンダーパーに出来ればという考え方にして、自分にプレッシャーをかけすぎないようにしました」と、メンタル面を見直したプレーが奏功した。2番でボギーが先行したものの続く3番(パー5)でバウンスバック。5番ボギーの直後にバーディで取り返す粘りを見せると8、9番で連続バーディを決める。後半も2バーディ・1ボギーで迎えた最終ホールで「絶対に獲りたい」と気持ちを込めたパットを見事に決めてバーディフィニッシュ。廣吉はこの日7バーディ・3ボギーでこの日ベストスコアとなる4アンダーパーをマーク。この2日間不採用スコアに終わった鬱憤を晴らす見事なプレーでチームに貢献した。それでも、「自分はまだ1日しか採用されていないので、そこまで貢献できていません」と、自分自身にはまだまだ物足りなさを感じている。「明日は、周りを気にせず、自分のゴルフが出来たら良いと思います」と決意の言葉を残した。
続いてティーオフした岩永杏奈は「ショットが曲がってチャンスにつけることが出ませんでした」と、8番ホールまでスコアカード通りのプレーが続く。パー5でスコアを伸ばせないもどかしい展開の中で、ようやく9番でこの日初バーディを奪取し、「ここから流れに乗りたい」とギアを上げにかかったが、後半も13番でスコアを伸ばしたものの、14、16番でボギーを喫してしまう。「ボギーの1つは池に打ち込んでしまったもの。残り5ホールぐらいからショットに不安が出てしまい、振り切れなくなってしまいました」と2バーディ・2ボギーのパープレーで不採用スコアに終わった。「今日は、なにもうまくいかないような感じでした。ちょっと消化不良というか……」と悔しさをにじませる岩永。明日の18ホールは、「2人を信じながら自分も自分らしいプレーが出来るように」と、メンバー全員の気持ちを重ねて戦い抜く。
追走する韓国との差を広げられない中、日本チームの首位を守ったのは最後にスタートした後藤あいだった。後藤は「落ち着いてプレーしたい」と語っていた通り、危なげないプレーで前半を3バーディ・2ボギーで終えると、後半も1バーディ・1ボギーと粘りのプレーで自身も「メリハリをつけて良い感じで出来たと思います。最終ホールでチャンスを決められなかったので悔しさはありますが、最終的にアンダーパーでホールアウト出来たので良かった」という内容で、この日1アンダーパーでホールアウト。個人戦でSEOJIN PARKと通算10アンダーパーの首位に並び、韓国との差を4ストロークに広げる値千金のプレーを見せた。「明日はスコアを伸ばしたいです。自分が少し崩れても、2人がカバーしてくれると思って(笑)思い切ってプレーしたいです」と、笑顔で優勝に向けて全力のプレーを誓った。
2022年大会以来の本選手権8勝目に王手をかけた日本チーム。明日の最終ラウンドは後を追う韓国、香港との2日連続の組合せでのプレーとなる。日本代表のプライドを胸に、メンバー全員がお互いの実力を認めあい信頼し合う強い絆で勝負の18ホールに臨む。
岩永杏奈コメント(通算9アンダーパー、個人戦3位)
「ショットも曲がってチャンスにつけられなかったですし、パー5ではアプローチを寄せることが出来ず、パッティングも決めきれず……なかなかスコアを伸ばせない1日でした。昨日、パッティングが不調だったので修正をしましたが、タッチとラインを合わせられず入らないことが多かったです。結果はパープレーでしたが、自分の感覚では5オーバーパーを打ってしまったような感じで、悔しい気持ちが強いです。明日は、1打1打に集中して、優勝できるように頑張りたいです」
後藤あいコメント(通算10アンダーパー、個人戦首位タイ)
「今日は、ひたすらパッティングが決まりませんでしたが、アンダーパーで終えることが出来てよかったです。17番でボギーを打ってしまったので、最終ホールは取り返そうと思う気持ちが強すぎたのかもしれません。最後はちょっと空回りしてしまいました。明日は、しっかりと攻めのプレーをしたいと思います」
廣吉優梨菜コメント(通算5アンダーパー、個人戦7位)
「ボギーの一つはティーショットのミスからのもので仕方のないことだと思っています。今日は7バーディを決めることが出来たことが良かったと思います。メンバー2人が絶対にスコアを伸ばしてくれるという安心感の中でプレーできていることは大きいです。結果は、明日のプレーを終えた後に気にします。まずは、目の前のプレーに集中したいです」
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