Japan Open Golf Championship 2026日本オープンゴルフ選手権
10月15日(木) 〜 10月18日(日)
タラオカントリークラブ 西コース
競技メニュー
写真:Y.Watanabe

2026年度(第91回)日本オープンゴルフ選手権が10月15日に滋賀県甲賀市のタラオカントリークラブ西コースで開幕する。第1ラウンドを明日に控えた14日、出場選手はナショナルオープンタイトル獲得に向けて最後の調整に入った。
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昨年大会で原敏之との雨中のプレーオフを制し日本オープンのタイトルを獲得した片岡尚之。2026年は、日本オープンチャンピオンとしてマスターズと全英オープンゴルフ選手権にも出場し、「マスターズの成績は全然ダメでしたが、すごく貴重な経験もできましたし、夢の舞台でプレーできたことはすごく嬉しかったです。全英オープンは予選も通過できて、初めてメジャーで4日間戦うことが出来て、そこも本当に思い出に残る試合となりました」と厳しい経験と、世界の舞台で戦う喜びで得た充実感をもって、この舞台に帰ってきた。大会連覇を果たし、来年も夢舞台への挑戦する資格獲得を目指す片岡は、タラオカントリークラブ西コースの印象を「非常に難しいです。長い距離のホールもありますし、グリーンの傾斜、グリーンスピードも難しいという印象です」と語る。コースへの警戒心は高まっているが、「自分はそこまでスコアが出るイメージはありませんが……ホールロケーションにもよるかと思いますが、優勝には2桁アンダーパーが必要になるかもしれませんね」と、高レベルでの争いになると感じている。それでも、「やはり難しいので、ボギーを少なくして、ダブルボギーは打たないように気をつけて。なんとかイーブンパー前後……良かったらアンダーパーでプレーしたいなという感じで。あとは周りのスコア次第っていう感じです」と、連覇への熱い思いは胸に秘し泰然自若に明日の開幕を待つ。

日本プロゴルフ選手権で悲願のプロ初優勝を果たした細野勇策。優勝を含めトップ10フィニッシュが5試合と安定した成績でポイントランキングでもトップに立ち、飛躍の1年を過ごしている。周囲からは、ナショナルオープンで2勝目の期待も寄せられているが、本人は「日本オープンがメジャーだから勝ちたいと言えるほど優勝していないですし。自分は全試合変わらず全力でプレーするだけなので、その1つという捉え方しかしていません」とクールにナショナルオープンに臨む。気負いすぎないのは、「例年よりラフは短いと思いますが、池だったり距離の長さだったり、グリーンの難しさもあるので日本オープンぽいというか……難しいタフな一週間になるだろうと思います」と感じさせるナショナルオープン特有のコースセッティングにもあるのだろう。とはいえ、「上位の選手はスコアを伸ばしていきそうです。通算1アンダーパーとかいうふうにはならないと思います。ちょっと伸ばし合いになってもついていかないといけないという思いです」と、攻めのプレーを考えているのがうかがえる。その細野が警戒しているのがタラオカントリークラブ西コースを気まぐれに吹き抜ける風。「今日はそんなにいろんな風が吹いていたわけではないですが、練習ラウンドの終わり頃にはすごく風も吹いてきました。これが1週間続くとなると、また全然難しさは違ってくると思います」と、空を眺める。細野が予想するスコアの伸ばしあいとなるか、はたまたパーで凌ぐ我慢のプレーとなるのか。1981年大会の羽川豊以来のレフティーによるナショナルオープン制覇がなるのか。細野の挑戦が明日始まる。

今年4月にプロ3勝目を上げた米澤蓮。先週、日本開催のUSPGAツアーではろっ骨骨折の怪我を負いながら日本選手最高位の9位と善戦し注目を集める中、「先週よりは怪我も良くなっていて痛みもあまり気にならなくなっています。連戦になるので、自分でコントロールしながらオーバーワークにならないようにしようと思います」と、怪我も回復傾向でナショナルオープンを迎える。タラオカントリークラブ西コースは、「フロントナインはバーディを獲りたいホールもあるし、スコアを伸ばせそうな感じがありますが、バックナインは距離もあってすごく難しい。フェアウェイが狭くて距離があるので、ポイントかなと思います。通算10から15アンダーパーの間で、それぐらいいければチャンスはあるかと思います」と、ナショナルオープンらしいタフさに警戒しながらも、優勝にはビッグスコアを重ねることが必要と睨んでいる。ナショナルチーム時代から海外志向が強い米澤。「ナショナルオープンで、メジャーで勝ちたいと思ってここに来ていますし、勝てばマスターズや全英オープンなど魅力的になっています。ゴルファーとして勝ちたい試合だと思います」と、見据える未来に向けて一歩踏み出すために、ナショナルオープン制覇への強い思いを語った。

2022年日本シニアオープンゴルフ選手権に続いて2度目のナショナルオープン開催となるタラオカントリークラブ西コース。初開催となる日本オープンゴルフ選手権では7,411ヤード・パー70にセッティングされた。距離は長いが、12番のパー3では、187ヤードと114ヤードの2つのティーイングエリアを設定し、日によって使い分けていく。ナショナルオープンのタイトルを争う中で、飛距離はもちろんのこと、ショートアイアンの正確性、スピンコントロール技術も求めていくのが狙いだ。男子プロの魅力である飛距離、さらにトッププレーヤーならではのテクニックにも注目が集まる。8月は降雨量も少なくコース管理には非常に厳しい日々が続いたが、グリーンキーパーをはじめコース管理課の皆さんの不断の努力のおかげで、ナショナルオープンに相応しい舞台に整えられたタラオカントリークラブ西コース。標高600メートルの雄大な土地に展開する西コースの絶景の中で繰り広げられるナショナルオープンの緊張感あふれるプレーに注目して欲しい。
日本オープンゴルフ選手権第1ラウンドの模様は10月15日(木)15時10分から16時58分にNHK総合テレビで生中継の予定です。たくさんのギャラリーのご来訪をお待ちしておりますとともに、NHKの生中継をぜひお楽しみください。
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