Japan Open Golf Championship 2026日本オープンゴルフ選手権
10月15日(木) 〜 10月18日(日)
タラオカントリークラブ 西コース
競技メニュー

米澤蓮が第1ラウンドを6アンダーパー64でプレー。首位と2打差の2位タイ。今大会の優勝候補の一角と目される、期待を裏切らない好スタートを切った。
米澤は、先週横浜カントリークラブで開催されたPGAツアー競技で日本選手最高の9位タイとなり、来週アメリカ大西洋のバミューダ諸島で行われる同ツアー競技の出場権を獲得。「チャンスがあるなら、行かない手はない」と、本選手権最終日の18日に渡米し、ニューヨーク経由で参戦。その後も日本には戻らず、さらに大西洋を横断してスペインに渡り、DPワールドツアーの最終予選会(11月6日~)に挑戦する予定だ。
いま米澤の頭の中にあるのは「チャンスがあるなら、行かない手はない」の先、そのチャンスを実らせるに足るゴルフなのだろう。この日のラウンドについて、「(6アンダーパーのスコアは)良かったと思います」と振り返るが、より評価するのは、6つ奪ったバーディではなく、ノーボギーのほうだった。「ボギーを少なくしたい、というのが今週、練習ラウンドで感じたことでした。例年ほどラフは深くなく、(現状)グリーンはまだソフトなので、ラフからでもライが良ければ、バーディを出せますが、(その半面で)タフなピン(ホールロケーション)もあるので、ノーボギーで回れたのはすごく良かったかなと思います 」と答えたうえで、もっとも手ごたえのあったホールとして、グリーン右奥のタフなホールロケーションをセカンドショットで確実にグリーンを捉え、パーとした8番ホール(530ヤード、パー4)を挙げた。
この日、上位選手でノーボギーのラウンドは米澤と前田光史朗(5アンダーパー、4位タイ)の2選手だけ。そのスコアを支えたのは好調なドライバーショットで、先週からの好感触をそのまま持ち込めているという。米澤によれば、今回のタラオカントリークラブはティーショット次第。ティーショットがフェアウェイを捉えるかどうかで、「1日10打ぐらい違ってもおかしくない」という設定。この日はティーショットが曲がっても林に打ち込むような大きなミスはなく、全体に安定していたのが好スコアにつながった。

質問に淡々と答える米澤だが、実は体調は万全ではない。痛みは週ごとに和らいでいるというが、左肋骨を骨折もしくはひびが入った状態なのだ。しかし、本人はそのことをあまり口にしたがらない様子だ。故障を言い訳にしたくない。故障を語っても何の意味もないという思いからだろうか。
そして、明日についても「ただ1日やるだけですね。コースはタフですし、今日は良かったですけど、明日からはわかんないので、そこに向けてしっかり準備するだけです。(それがさらに)来週・再来週と続いていくので、1日1日をしっかりやっていきたいと思います 」と真摯な表情を見せる。好スコアにも浮かれることなく、自分のゴルフをどう組み立てるか。その積み重ねこそが、米澤が見据える目標への道筋なのだろう。