Japan Open Golf Championship 2026日本オープンゴルフ選手権
10月15日(木) 〜 10月18日(日)
タラオカントリークラブ 西コース
競技メニュー

日本生まれで、ニュージーランド国籍の24歳、K・コボリがこの日も6アンダーパー(6バーディ・ノーボギー)の素晴らしいゴルフを展開。通算9アンダーパーとして、暫定3位タイで競技前半の36ホールを終えた。
コボリは2023年にプロ転向すると、オーストラレージア(豪州)ツアーを経て、2025年にはDPワールドツアーの出場権を獲得。現在は同ツアーからのPGAツアー昇格を目指して奮闘している。
この日のプレーについてコボリは「ドライバーはまだちょっと荒れてたんですけど、アイアンは距離感がだいぶ良くなって、昨日ほど前後のミスがなく、(ピンそばで)グリーンに乗ることが多かった感じでした」と振り返る。そのうえで、「ボギーフリーで回れたので、楽しくラウンドできました」と童顔の頬を緩めた。
10番ティースタートの前半は4バーディをマークしたのだが、11番ホール(パー4)は5~6メートル、12番ホール(パー3)は約2.5メートル、16番ホール(パー5)は約2メートル、17番ホール(パー3)は約 3.5メートルとそれぞれピンそばにつけてバーディパットを沈めている。
当初、アイアンの距離感に苦しんだのは、主戦場とするDPワールドツアーのヨーロッパとここアジアでは芝質が大きく異なるためだった。「アジアの芝は根っこが結構強いのでボールを強く潰す感じでは打てない」として、ヨーロッパではうまくいく打ち方がこちらではクラブが芝に刺さる感覚があるというのだ。それを避け、芝を擦るように打てば良いと気づくまでに時間がかかったのだが、「今は結構分かってきた」と対応に手応えを掴みつつある。

また、このコースはグリーン周りにも警戒が必要と明かす。グリーンの傾斜が強く、転がりが良いため(スティンプメーター:12 1/4フィート)、止まると思ったところからさらに2~3フィート(60~90センチ)転がり、長い返しのパーパットが残ることがある。グリーンを外したあとのショートアプローチ。そして、下りのパットは要警戒と口にした。
こうしたさまざまな手強い条件が相手だけに、この日のボギーフリーには大きな価値があったのだろう。
今季のDPワールドツアーについては「結構いいシーズンだった」と振り返る。トップ10入りがあった一方で40位、50位台で終わる試合が多く、その結果、ポイントランキングは低迷したが、平均ストロークの数値は前年から大きく落としてはおらず、プレー自体は悪くないと捉え、今年取り組んだ課題に引き続き取り組む考えだ。
本選手権にはもともと後半のラウンド進出を目標に臨んでおり、2日間を好スコアで終えたことには「もうすごいハッピー」と笑顔で答えた。ほぼ1年ぶりの日本ツアー参戦だが、いかにもリラックスして競技に臨んでいる様子で、日本は自身のルーツを感じると語る。とりわけ嬉しいことは?の問いには、「お米が美味しいこと」と即答した。
まずは後半のラウンド進出という目標をクリア。ショットも上り調子で、ストレスもあまりない様子。この難しい舞台で得た自信を残るラウンドでどこまで生かせるか。さらなる上位進出に期待がかかる。