Rules of Golf Newsゴルフ規則・用具関連ニュース

NEWSニュース

2025年度(第7回)JGAルールテスト受験者の皆様へ

この度は、2025年度(第7回)JGAルールテストにお申し込みいただき、誠にありがとうございます。試験日が近づいてまいりましたので、事前確認をお願いいたします。
《試験概要》
2025年度(第7回)JGAルールテスト
開催日時:2025年12月20日(土)15時~16時
●受験のためのマイページはこちら

《受験前の確認事項と準備》必ずご確認ください。
●実施要項はこちら
●キャンセル・返金について:お申し込み後のキャンセルおよび受験料の返金は出来ません。
●JGAゴルフルールオンライン講座(有料):テスト準備のための有料講座はこちら

テスト結果については、12月24日13時以降にマイページの「結果表示」から確認いただけます。

《テストの目的と目標点数》
本テストは、日本のゴルフの統括団体である日本ゴルフ協会による、ゴルフ規則の知識を評価する公式なテストです。合否判定はありませんが、知識レベルを証明する指標となります。
テストスコアが90%以上の方には、優秀賞としてネームタグを贈呈いたします。
(対象者の方には、テスト終了後に送付手続きについてのご案内をさせていただきます)

《お問い合わせ》
ルールテストについてご不明な点がある場合は、以下のGoogleフォームよりお問い合わせください。
●ルールテストについてのお問い合わせ先〈Googleフォーム〉はこちら

JGAルールテストは規則知識を証明できる公式のゴルフルールテストです。

このルールテストは日本のゴルフの統括団体である日本ゴルフ協会が年に1回実施するゴルフルールの知識を評価するための公式なテストです。このテストの役割について、規則委員会の鈴木委員長は次のように説明しています。

JGAルールテストは今年で7回目を迎えます。このテストを始めた理由は、日本にはゴルフのレフェリーの資格制度がなく、競技を運営する競技委員やレフェリーが規則に精通しているのかどうかを評価する方法がなかったからです。R&AやUSGAはレフェリーを評価するためのセミナーやテストを実施していますが、現地に行って受講しなければならなかったり、英語のみのテストとなり、日本人が定期的に受験することが現実的でなかったので、日本独自のテストを実施することにしたのです。

テスト実施当初は、受験者のほとんどがJGAのレフェリーでしたが、回数を重ねるに連れてテストの必要性についての理解が広がり、今では、PGA, JLPGAのプロレフェリーから、ゴルフ倶楽部の競技委員、運営担当者、キャディーさんなども多く受験をしています。また、スポーツ庁の指導によりJGAが策定したレフェリー規定においてこのテストを採用したこともあり、JGA以外の競技団体でもこのテストを活用するところが増えてきています。競技団体はプレーヤーに対して、しっかりとした規則知識を持ったレフェリーが運営するフェアな競技を提供しなければなりませんので、このテストが今後さらに広く活用されていくことを期待しています。

JGAルールテストでは合格、不合格という形式にはあえてしていません。プレーヤーに規則問題に関して裁定を与える立場にある人は基本的な規則知識については精通していなければならないのは言うまでもありませんが、倶楽部の競技委員に求められる知識と、日本選手権で求められる知識とでは違いがあります。したがって、各委員会、団体がそれぞれに必要とされるレベルにおいてこのテストの結果を柔軟に評価できるようにしてあります。したがって、まずは60点以上を目指し、チーフレフェリーや高いレベルでの競技運営に携わる方は80点以上を目指すことをお勧めいたします。

とても重要なことですが、机上のテストのスコアだけでレフェリーの能力が評価されるわけではありません。良いレフェリーになるためにはコミュニケーション能力や問題解決能力、そして忍耐力や体力などの要素も不可欠です。私たちはテストで良いスコアをとったレフェリーが良いレフェリーであると定義するつもりはありません。しかし、少なくとも机上のテストで知識を証明できないレフェリーが、現場において良いレフェリーになれる可能性はほとんどないことも事実なのです。

ゴルフはプレーヤー自身が規則を知り、正しく規則を適用するゲームです。この原則があることにより、世界各国においてもゴルフのレフェリー(審判員)の制度は他のスポーツのように発展してこなかった経緯があります。実際、この自己規律を重んじるゲームではレフェリーがいなくても成立するのです。しかし、近年、カバナンスやコンプライアンスの遵守の意識が高まりもあり、プレーヤーを援助するためにレフェリーをコース上に配置するのであれば、レフェリーの能力を証明することが不可欠になってきており、R&A,USGAはもちろん、多くの国でレフェリー制度の確立が進んでいます。私たち規則委員会としても、「私はルールに詳しい」という自己評価だけによるものではなく、JGAルールテストやR&Aのルールセミナーで知識が明確に評価され、そして現場での技術を訓練されたレフェリーを育成していきたいと考えています。

キーワードから探す

おすすめ記事

新着記事

  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • もっと知りたい、ゴルフのこと GOLFPEDIA
  • CLEAN SPORT Athlete Site クリーンスポーツ・アスリートサイト JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • その道のりに、賞賛を STOP誹謗中傷