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新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、新たな気持ちで新年を迎えられたことと存じます。
年頭にあたり、公益財団法人日本ゴルフ協会を代表いたしましてご挨拶申し上げます。

新たな100年に向けてのスタートとなる2025年は、世界で活躍を見せた日本人選手の活躍が顕著な1年となりました。西郷真央選手のシェプロン選手権、山下美夢有選手のAIG全英女子オープンでの優勝の快挙の他にも、2024年日本女子オープンチャンピオンの竹田麗央選手、岩井姉妹もUSLPGAツアーで優勝を飾り、同ツアーの新人賞争いは山下選手と竹田選手の日本人同士の争いの末に山下選手が日本人選手3人目の同賞獲得を果たしました。一方、男子も松山英樹選手をはじめ、金谷拓実選手、中島啓太選手、久常涼選手のナショナルチーム出身者が米欧ツアーで素晴らしいプレーを見せてくれました。また、2025年からは、日本オープン優勝者には従来の全英オープンに加え、翌年のマスターズトーナメントの出場資格が付与されることが決定し、片岡尚之選手がその切符を勝ち取りました。日本人選手が世界に挑戦する機会が増えていることは、非常に喜ばしいことであるとともに、日本のゴルフ界が世界で注目を集めている証左でもあります。日本人選手が世界で活躍を続けている背景には、アマチュア時代からナショナルチームで各分野の専門家による科学的アプローチに基づいた分析と指導が成果として現れていると考えています。日本ゴルフ協会は、今後も昨年末に退任されたガレス・ジョーンズ氏の指導メソッドを継承し、競技者強化事業に取り組んでいきたいと思います。

2025年には女子シニア世代のナショナルオープンである「日本女子シニアオープンゴルフ選手権太陽生命 元気・長生きカップ」を創設しました。2026年大会は埼玉県の武蔵カントリークラブ・豊岡コースを舞台に3日間54ホール・ストロークプレーでの開催が決定しています。女子シニア世代の大きな目標となる本選手権を引き続き開催し、ゴルフ振興に寄与してまいりたいと思います。

また、日本ゴルフ協会の重要な事業でもある日本ゴルフ文化の醸成と伝承についても、2024年4月に日本ゴルフ殿堂を設立し、現在同殿堂での顕彰者の選考を進めています。2024年末には約40年あまりご愛顧いただきましたJGAゴルフミュージアムを老朽化などのために閉館いたしましたが、今後日本ゴルフ殿堂とともに皆様からご寄贈いただいた貴重な品々を保管、継承していく最善の方法を検討してまいります。

日本のゴルフ人口は、残念ながら減少傾向が見られます。日本ゴルフ協会は、ゴルフによる健康寿命の増進、女性ゴルフの普及振興、ジュニア普及など、様々な課題に精力的に取り組み、ゴルフを楽しむ方が増え、日本のゴルフ界がより発展していくよう、様々な課題に取り組んでまいりますので、本年も皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

2026年が皆様のゴルフライフにとって素晴らしい年となるよう心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

2026年1月1日

公益財団法人日本ゴルフ協会

会長 池谷正成

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