快晴、玄界灘からの海風が吹く中、日本オープンゴルフ選手権競技メディア・デーが今年の開催コースの古賀ゴルフ・クラブにて報道関係者のほか、昨年のチャンピオン谷口徹も参加して行われた。
日本オープンが古賀ゴルフ・クラブで開催されるのは、1997年の第62回大会以来11年ぶり2回目。コースは海沿いの松林に展開するシーサイドコース。複雑なアンデュレーションがあるグリーンを深いバンカーと、ラフがガードする難しいコースである。前回大会ではクレイグ・パリー(豪)が4日間通算2オーバーパーで優勝している。今年は、そのときよりも全体でさらに35ヤード伸びた設定(6,797ヤード・パー71)で開催される。
プレーを終えた谷口は、記者会見で「小さいグリーンでアンデュレーションがあるので、いかにフェアウェーからフルショットの距離を残していけるか」が攻略の鍵となり、また「海から吹き込む上空の風が、思ったより強かった」とコースの難しさを語った。それでも大会連覇に向けて「どうやればいいか、イメージが湧いてきた」と手ごたえをつかんだ様子。
野村競技委員長は優勝スコアについて、「1日1アンダーパー、4日間で4アンダーパー」くらいを想定してセッティングを進めていると話す。それを受ける形で答えた谷口は「僕は優勝スコアを言うと、自分の首を絞めるので言わないことにしている」と煙にまいた。
果たしてどんな優勝争いが展開されるのか。大会は10月16日(木)に4日間の熱戦の火蓋が切られる。
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