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Vol.9【霞ヶ関カンツリー倶楽部】スロープシステムでゴルフ界の活性化を目指す!

    ナンバーワンを目指す! 霞ヶ関カンツリー倶楽部の取り組みを紹介します。

    ー導入することに至ったきっかけを教えてくださいー

    世界や日本のゴルフ界の発展普及の為には、カナダカップ開催の歴史を持つ当倶楽部が率先して導入しようと思いました。

    誰でもハンディキャップインデックスを取得できることにより、ゴルフというスポーツがより公平にプレーを競い合え、楽しめるようにしたいと思い、
    神田理事長(当時)が率先しての導入の英断をされ、強制的な導入ではなく霞の土壌にあったかたちで、
    諸戸キャプテン(当時JGAハンデキャップ委員長)が各委員会に丁寧な説明をいたしました。

    2014年の導入時には、大川委員長(当時)が「スロープシステムは公平にゴルフが楽しめる画期的なシステムである」と説明し、
    具体的な導入準備として、今迄の方式からスロープシステムへ見直しが始まりました。

    従来のハンディキャップは、競技結果や委員会のメンバーがさまざまな人とラウンドをおこない、
    そして、会員1,800名一人ひとりのスコア履歴などを、確認してハンディキャップ査定を一日かけて実施していました。

    ー会員同士の交流が活発ですねー

    霞ヶ関CCには長年育んできた歴史の中で、霞の三箴(さんしん)があり、その中には「家族の如く、我が座敷の如く。」という言葉があります。

    会員同士が年齢を問わず、若手と大先輩などと日常的にラウンドすることで、霞ヶ関CCの伝統的な独自の倶楽部ライフ文化は作られてきました。

    従って新しく会員になった方には、入会時に必ず色な方とのラウンドを率先しておこなって頂くように促進しています。

    ー導入時に大変だったことを教えてくださいー

    ボギーレーティングやスロープレーティングなどのスロープシステム用語や知識を持ってもらうための広報活動が特に大変でした。

    競技会では、メンバー全体の90%を占めるのがボギープレーヤーなので、
    今までよりシングルプレーヤーの入賞率は低くなりボギープレーヤー以上に大幅なアンダーが出ることもあり、
    多少カルチャーショック的な違和感はありました。

    また、理解してもらうために、事務局任せにすることなく、委員が当事者となって普及活動を行いました。

    ーハンディキャップインデックスの取得状況を教えてくださいー

    約1,800名の会員がいますが、その内約1,600人がハンディキャップインデックスを取得しています。

    ースロープシステムを導入したことで、来場者や倶楽部競技の参加者に変化はありましたかー

    倶楽部競技の参加者は増えました。ボギープレーヤーにもチャンスが増えたので参加率が向上したと思います。

    年配者の参加も増えて、今では敬老杯の人気も高まっています。

    もうひとつ良かったのは、コースレートやスロープレートがハンディキャップインデックス査定に、大きく関わってくるということが、
    メンバーに理解してもらえるようになりました。霞ヶ関CCではオリンピック開催を控えて何度もコース改造を行いその度にコースレーティングを取得しスコアカードも作り直しました。

    そして、コースレートは「コースの格」を示しハンディキャップと関係ないと思われているかもしれませんが、
    決してそのようなことではなく、すべてのプレーヤーに公平なハンディキャップインデックスを算出するために、
    常に適正な値が必要だということを、メンバーやスタッフに理解していただけたと思っています。

    ースコアカードの提出ルールはどのようになっていますかー

    基本的には、アテストなしで、自己申告で提出を行っています。(但し霞ではマーカーアテストの習慣が根強い)
    スロープシステム導入後、競技参加者も増えましたが、成績結果がボギープレーヤーに偏っていたので、
    これまでの全ての競技結果をしばらくの期間検証し、スコア提出率の低さに大きな課題があることがわかりました。

    この問題を解決するために、J-sysの自己入力を容認し、登録制度を開始し、フェアウェイキープ率やスタッツ情報もわかるので、
    楽しんで入力できることを広報し提出率向上を目指しました。

    また、スコアカードの提出率も従来の来場回数÷スコアカード提出率の方式から、ゴルフメイトと連携させる入力システムの変更が成功し、
    プレー実回数÷スコアカード提出率に変更し、よりプレーヤーの正確な提出率を算出して、いつでもメンバーに公示できる仕組みにしました。

    当初の低提出率より大幅に改善しメンバーの方にもある程度競技会の結果に納得を得られるようになりました。

    基本的にはUSGA/JGAハンディキャップ規定に準拠した運営を優先して実施しました。

    年間提出スコアは約21,000件(自己入力9,000件、倶楽部入力8,000件、競技における入力4,000件)ありますが、
    自己入力が増えたおかげで、事務局の業務量も大幅に削減できています。

    今後の課題は、自己入力の促進のため、入力しやすいハード面の整備も必要だと思っています。

    ーハンディキャップ委員会の役割について教えてくださいー

    委員会の役割としては、「技量差に関わらず公平なハンディキャップでプレーできるように規定に準拠した運営」をしております。

    より多くのメンバーに理解して頂きプレーを楽しんでいただく為に様々な方法で広報していますが、
    特に最近では「ハンディキャブ委員会、競技委員会、コース委員会、キャディ委員会」から構成されている4委員会連絡会議を定期的に開催し、
    ハンディキャップシステムの情報共有をさせていただいてます。

    ースロープシステムの導入に悩んでいるゴルフ場へアドバイスがあれば教えてくださいー

    東京オリンピックを機会にスポーツとしてのゴルフが再認識されました。

    ハンディキャップを活用すれば多くの人が公平に、スポーツとして楽しめることを啓蒙して欲しいと思っています。

    今後WHSが導入されれば世界中のゴルフ場で自分のindexをもってプレーできますし、倶楽部内でのハンディキャップ競技でのプレーも可能になります。

    ゴルフ人口が増加しつつある現在、競技ゴルフからリクリエーションゴルフまでゴルフをより楽しんでいただけるシステムですし、
    プレーファーストにもつながると思いますので是非導入してみてください。

    ー今後の抱負を教えてくださいー

    霞ヶ関CCは、過去カナダカップから最近のオリンピック開催にて世界より色々な意味で注目されていますが、
    以前よりナンバーワンを目指そうという指針できています。

    従ってハンディキャップシステムにおいても、メンバー主体は勿論、世界中からゲストの方々が当倶楽部に来られても、
    ご自身のindexをもっていただき公平に楽しくプレーして頂く環境を整える事が大切であると認識しています。

    それには、倶楽部ライフを大切にする土壌を大切にし、今後、4月からスタートするWHS規定に準拠してより多くの方にスコアカードを提出していただき、
    各ティーからの競技を楽しんで頂くためにも、公平なハンディキャップを運営していくことが大事だと思っています。

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