オリンピックゴルフ競技対策本部は19日、都内で「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)ゴルフ競技日本代表選手団決定発表会を開催しました。
112年ぶりにオリンピックの実施競技に復活するゴルフ競技の代表選手は7月11日時点でのオリンピックランキングにより、男子は池田勇太選手、片山晋呉選手の2名、女子は野村敏京選手、大山志保選手の2名に決定いたしました。
会の冒頭、同本部アドバイザリーボードの竹田恆正会長から、「112年ぶりのオリンピックでのゴルフ競技の日本代表選手を発表出来ることを大変うれしく思います。日本代表の4名の選手は、最後まで日本代表を争った選手たちの思いを胸に、リオ五輪でのメダル獲得に向けて、持てる技術の全てを出し切ってくれることを期待しています」と、挨拶すると、続けて「リオ五輪、また2020年に控える東京五輪を契機に、日本ゴルフ界は更なる発展をするべく、強化委員長である日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長、本日は欠席ですが、同強化副委員長の日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長、日本ゴルフツアー機構の青木功会長と一致団結して、競技者育成強化に努めてまいります」と、日本ゴルフ界が一丸となって、オリンピックに臨むことを表明しました。
続いて、倉本強化委員長から日本代表選手団が発表され、「池田選手、片山選手も自分たちの力を出し切ってメダル獲得を目指すと強い気持ちを言葉にしてくれました」と、代表選手に期待をかけると、「現状のシステムの中では精一杯のことが出来たと思います。選手たちが気持ちよくプレーすることが出来て、実力を発揮できるように、強化委員会としても万全の態勢でサポートしていきます」と、コメントを残しました。
さらに、倉本強化委員長からは、オリンピック対策本部で、日本代表選手がメダルを獲得した際の報奨について、男女とも金メダルを獲得した場合には、10年分のシード(不連続での行使も可)と報奨金1,000万円、銀メダルには5年シードと報奨金500万円、銅メダルには3年シードと報奨金300万円を検討していることが説明されました。
あわせて、リオ五輪ゴルフ競技日本代表選手のユニフォームも発表し、ネイビー、赤、白を基本にした配色と、柄は折り紙をモチーフにして“日本らしさ”を表現したデザインとしたことが説明されました。
会場のオリンピック・ゴルフコースについては、山中博史統轄コーディネーターが動画を使って、「新設されたオリンピック・ゴルフコースには、ラフが無く、フェアウェイに大きなうねりがあります。オリンピックが開催されるのは現地の季節では冬になるので、風も吹くことが予想されています。グリーン周りもうねりが合って、高度なアプローチ技術が求められるコースです」と、その特徴を説明しました。
最後に、永田圭司同本部長から、「ベストな体制でリオ五輪に臨むため、倉本強化委員長をはじめとする強化委員会には、様々なことを真摯に検討いただいた。いまの我々の最善を尽くしたと思います」と、挨拶に続き、「リオ五輪の日本代表ユニフォームはレプリカとして、一般にも販売していく予定です。ゴルフファンの方には、是非、日本代表のユニフォームを着て、心を一つにして、日本代表を応援していただきたいと思います」と、日本選手の活躍への声援を求めました。
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